きのこ雑学
10月15日は『きのこの日』って知っていましたか? 10月と言えばスーパーの棚にはいつもより多種類のきのこが並び、レストランもこぞってきのこメニューを提供する月。 また、松茸などの天然きのこも流通する時期です。 確かに『きのこの日』を制定するのにう…
日本で一番多く栽培され、食べられているきのこ『えのきたけ』について、特徴やレシピ、栄養成分、ダイエットなどの各種情報を、このページにギュギュっとまとめました。 目次から見たい項目にジャンプしてご利用ください。 えのきたけ(エノキタケ)とは 天…
市販のきのこの中で一番安価なものは何かというと、間違いなく『えのきたけ』でしょう。 そもそも1パックに入っている量が200g~300gと他のきのこより多いのに、パック当たりの単価が安め。 特売などでビックリするくらい安く売られているのもよく見かけます…
夏から秋にかけて、『近所に大型のきのこが発生した!』などとよくニュースに取り上げられる天然きのこがあります。 それがニオウシメジ(仁王しめじ)です。 天然物は1株で数十Kgを超え、高さ・幅は1m以上に育つこともあり、ニュース記事では大きさをアピー…
本格的なきのこシーズンに突入する直前の8月後半、関東きのこの会で主婦1,054人を対象にアンケートを取りました。 設問は以下の2つです。 【問1】スーパーなどで販売されている中で、あなたが一番好きなきのこは何ですか? えのきたけ ぶなしめじ まいたけ …
日本では椎茸やぶなしめじ、えのきなどの定番キノコの他にも、多種多様な変り種キノコが栽培されています。 今回はその中の一つ、『はなびらたけ』を紹介いたします。 スーパーで見かけて気になっているんだけど、食べ方が分からなくてなかなか手が出ないの…
きのこ料理研究家 まんぼママです。 あまりの暑さにアルコール呑み過ぎの皆様 二日酔いにはシジミのオルニチンが有名ですが、実はきのこにはシジミを大幅に超えるオルニチンが含まれているってご存知でしたか? 飲みすぎた翌日は今回レシピを紹介する『きの…
日本で購入できる主な『きのこ栽培キット』を比較表にまとめました。 販売価格や送料の有り無し情報の他、執筆者の栽培経験と主観により、5段階評価の栽培難易度も記載していますので、購入する際の参考になれば幸いです。 森のきのこ倶楽部『しいたけ農園』…
皆さんは写真の保管にどんなツールを利用していますか? 私は、3種類のオンラインストレージサービスを併用していますが、本命は断然Googleフォト! きのこ写真も風景写真も家族写真も、整理せずにこのGoogleフォトに突っ込んでいます。 それでも人工知能が…
梅雨明けも間近になってきましたね。今年は除湿器を導入して快適な環境を得たコイケハルカです。きのこ的には湿気って大事だけれど私には無理でした。今日は、普段通っているあの道にも居る可愛いあの子、そうキクラゲについてご紹介します ▲道端に生えてい…
きのこ栽培キットの多くは、実は秋冬限定で販売されているってご存知でしたか? 理由は、日本で栽培されているきのこのほとんどが秋~冬に生える種類だから。 温度や湿度を調整できる施設なら通年栽培できても、家庭でその環境を再現するのは難しいため、ど…
6月某日、横浜市で野菜と果物を栽培している知り合いの農家さんから、『果樹畑に大きいきのこが生えたんだけど見に来る?』と連絡をいただきました。 早速週末にお伺いしてみると、確かに果樹畑の斜面に大きなきのこが生えています。 しかも1~2本ではなく、…
2021年5月、関東きのこの会は山梨県の農事組合法人『丹波山倶楽部(たばやまくらぶ)』さんが毎年募集されているまいたけオーナー制度に申し込みました。 これから3年間、原木舞茸の栽培方法や管理、収穫の様子、9月下旬に開催予定のイベント『舞茸祭』など…
6月のとある週末、大学生の和田匠平(わだ しょうへい)さんと海岸にきのこ散策にいってきました。 ターゲットは『スナジホウライタケ』 和田さんが研究している砂浜のきのこです。 実は、探しに行ったスポットでは過去15年間スナジホウライタケの発見報告が…
毎年ゴールデンウィークから初夏頃になると、光るキノコのニュースをよく見かけるようになります。 『光るキノコ』というのは作り物でもライトアップしているわけでもなく、まぎれもなく自身が発光するキノコのこと。 世の中には本当に光るキノコが存在する…
神奈川県の中西部にある私の自宅には、時々きのこが生えます。 今回は、その中で特に印象深かった3つのきのこを紹介させていただきます。 ツマミタケ スッポンタケ シロフクロタケの仲間 ・・・なぜか臭いきのこに縁があるようです。 ツマミタケ(5~6月の梅…
中華料理の八宝菜やタイ料理のトムヤンクンの中に、こんな形のキノコが入っているのを見たことがありませんか? よく見ると、袋の中に小さなキノコが収まっているみたいな不思議な形をしています。 (そこが可愛いところ!) このキノコは『フクロタケ』と言…
先日自宅でバーベキューをしまして、その際にきのこをたっぷり使ったアヒージョを作ったんです。 それが我ながら良い出来で家族にも大好評! あっという間に食べてしまいました。 皆さんがバーベキューをする際にも使えると思いますので、レシピを紹介いたし…
食卓に長期保存でき、風味豊かな出汁がとれる乾燥椎茸は、昔から煮物の具材や汁物に重宝されてきました。 実は、椎茸の持つ旨味成分『グアニル酸』は、昆布のグルタミン酸やかつお節のイノシン酸と並んで三大うま味成分に数えられるほど上質なものなんです。…
新緑が芽吹き、たけのこが地面を盛り上げ、きのこが生え乱れる春。 きのこの山とたけのこの里の間に子供が生まれました。 きのこの山の『き・の・山』と、たけのこの里の『こ・の・里』をもらい、『きのこの里山』と名付けられた彼は、両親が長年繰り広げて…
松茸(まつたけ)は『きのこの王様』の異名を持つ、秋が旬の高級きのこです。 ぶなしめじやえのき等に比べて普段見かける機会はとても少ないですが、松茸の名は日本人なら誰でも知っていると言っても過言では無いでしょう。 しかし、どんな場所に生えるのか…
みなさん、突然ですが乾燥きくらげはどうやって戻していますか? 冷水で一晩戻すのが良いとか、炭酸水を使うのが良いとか、お湯でも大丈夫とか、砂糖を一つまみ入れると美味しくなる等々、実は乾燥きくらげの戻し方は諸説あります。 そこで今回は、一体どの…
きくらげと言えば一昔前は乾燥品が主流でしたが、最近では生鮮のまま売り場に並ぶ『生きくらげ』も増えてきています。 生きくらげは、乾燥品とはまた違ったジャキジャキとした歯ごたえがあり、皮の中に隠れているゼリー質が瑞々しくなんとも美味! ぜひ味わ…
キノコの根元を切り落とす際、 『本当にここで切っていいんだろうか、もしかしてもったいない事をしていないだろうか』 と、悩んでしまう事はありませんか? そんなあなたのために、一般的によく販売されている5種類のキノコについて、根元(石づき)の切り…
稀にスーパーなどで購入したエリンギやブナシメジに、白い綿のようなフワフワしたものが付着していることがあります。 左:エリンギのカサに 右:ブナシメジの軸に 白い綿=カビの様にも見えるので、これが付いていると食べられるか心配になってしまいますが…
あなたは舞茸にまつわるこんなウワサを聞いたことがありませんか。 舞茸入りの茶碗蒸しは、いつまで蒸しても固まらないらしいわ 舞茸でお肉を柔らかくすることが出来るらしい! どちらもにわかには信じがたい現象ですが、実はこれ、舞茸が持つある成分のせい…
日々私たちが何気なく口にしているきのこについて、皆さんはどのくらい知っていますか? 今回は『きのこは生物学的に何者なのか』ということを、分かりやすいイラストを交えながら解説いたします。 ”きのこの基本”を通して、よりその魅力に興味を持っていた…
皆さんは、しいたけの軸ってどうしていますか? 先日、関東きのこの会宛てに、こんな問い合わせが届きました。 しいたけの足ってどこから切ればよいのか良くわからなくて。毎回どうしようと迷いながら結局軸をほとんど切り落とし、カサ部分だけを使っていま…
先日、キノコの話題ばかり流れてくる私のTwitterアカウントのタイムラインで、こんな投稿をお見掛けしました。 本日よりヌメリスギタケのきのこリウム、作成キットとホダ木単品の販売を開始しました!気温もグッと下がってきて、朝晩と昼間の寒暖差も良い感…
椎茸の栽培方法は大きく分けて2種類あります。 原木栽培(げんぼくさいばい)と菌床栽培(きんしょうさいばい)です。 この両者の違い、皆さんはご存知ですか? かなりざっくり説明すると、下記のようになります。 原木栽培とは・・・適度な長さに切った原木…