舞茸祭(まいたけまつり)に行ってきた【山梨県北都留郡丹波山村】

舞茸祭2023

9月中旬の日曜日、山梨県の丹波山村で開催された『舞茸祭(まいたけまつり)』に行ってきました!

丹波山村の名物である原木舞茸の収穫を盛大に祝うきのこイベントです。

会場のキャンプ場にはたくさんのお店が並び、原木舞茸入りのフードメニューやきのこ雑貨などが販売されていました。

また、数日前に雨が降った影響で、天然きのこもたくさん生えていました!

ということで今回は、丹波山村の舞茸祭の様子をレビューします。

 

 

舞茸祭(まいたけまつり)とは

舞茸祭は、丹波山村特産品の原木舞茸の収穫を祝うお祭りです。

毎年秋に開催されていて、旬の原木舞茸を様々なメニューで楽しむことが出来ます。

会場のキャンプ場にはフードメニューのお店が立ち並び、県外からもたくさんのお客さんが来場します。

また、今年からきのこ雑貨のお店も出店していました。

 

≪イベント概要≫

名称 舞茸祭(まいたけまつり)
日時 2023年9月 24 日(日)
10:00〜15:00
会場 丹波自然休暇村奥秋キャンプ場
〒409-0300
山梨県北都留郡丹波山村2079
Googleマップ

 

原木舞茸とは

丹波山の原木舞茸

丹波山の原木舞茸

私たちがスーパーや八百屋さんで買う舞茸は、ほとんどが菌床栽培(きんしょうさいばい)という方法で育てられたものです。

菌床栽培は、おが粉やトウモロコシ芯の粉末、ふすまなどを練って固めた培地にきのこの種菌を撒いて栽培する方法で、一年間を通して安定して舞茸を収穫することが出来ます。

一方、丹波山村の原木舞茸は、原木栽培(げんぼくさいばい)という方法で育てられています。

伐採し殺菌した木材に直接舞茸の菌を蔓延させ、土中に埋めて栽培する方法で、実際に舞茸が出来るまではなんと約1年がかり。

また、収穫できるのは9月中旬から10月上旬のわずか3週間しかありません

つまり、生の原木舞茸を味わえるのは、舞茸祭の時期だけなんです。

そんな手間暇かけて育てられた丹波山村の原木舞茸は、一般に流通している菌床栽培の舞茸と比べると肉厚で大きく、香り豊かで旨味たっぷりです!

 

舞茸祭会場の様子

舞茸祭当日は、丹波山中学校の校庭が駐車場として開放されていました。

そこから橋を渡って会場のキャンプ場に向かいます。

舞茸祭ののぼり

舞茸祭ののぼりがはためいていました

 

出店の多くはフードメニューです。

旬の原木舞茸を様々な料理で堪能できます。

行列が出来ていた『きのしたベーカリー』

行列が出来ていた『きのしたベーカリー』さん

 

原木舞茸のビリヤニ

原木舞茸のビリヤニが美味しかった

 

他にも、近隣地域の特産品や、ジビエを使ったメニューなどが見られました。

狩猟肉専門『タバジビエ』

狩猟肉専門『タバジビエ』

 

今年からきのこ雑貨のお店も出店していました。

コイケハルカさんと喫茶きのこさん。

どちらもきのこイベントなどでよく出会う菌友さん達です。

コイケハルカさんのきのこ雑貨

コイケハルカさんのきのこ雑貨

 

喫茶きのこさんのブース

喫茶きのこさんのブース

 

丹波山中学校の生徒達による舞茸豚汁のお店もありました!

ですが、実は露木が周辺にきのこ散策に行っている間に売り切れてしまっていました…

これは来年以降のお楽しみにしておきます。

 

会場周辺には天然きのこもたくさん!

舞茸祭当日は晴天に恵まれましたが、その前週は雨の日が多く、おかげで会場周辺にはたくさんの天然きのこが発生していました。

一部紹介いたします。

 

ベニナギナタタケ

ベニナギナタタケ

 

アカヤマドリ

アカヤマドリ

 

タマゴタケ

タマゴタケ

 

チチタケ

チチタケ

 

ベニチャワンタケ

ベニチャワンタケ

 

カメムシタケ

カメムシタケ

 

ツチグリ

ツチグリ

 

オチバタケ

オチバタケ

 

ワカクサタケ

ワカクサタケ

 

キイボカサタケ

キイボカサタケ

 

などなど。

来年は、舞茸祭のコンテンツに『きのこ散策』を入れたら、もっと盛り上がるのでは?と思いました。

 

まとめ

舞茸祭(まいたけまつり)は、丹波山村名物の原木舞茸の収穫を祝うお祭りで、毎年秋に開催されます。

収穫された原木舞茸を様々な料理で頂くのがメインで、その他にも近隣地域の特産品や、きのこ雑貨のお店でお買い物を楽しめます。

来年も開催されると思いますので、ご興味あるかたはぜひ舞茸祭の公式Facebookページなどをチェックしておきましょう。