梅雨時期きのこ図鑑

関東地方で梅雨時期に見られるきのこの情報をまとめました。

きのこ散策のお役に立てましたら幸いです。

※種類はだんだん増やしていきたいと思います。

注意:食毒に関して記載していますが目安として考えていただき、複数の図鑑と見合わせるなどして慎重に判断してください。また疑わしい場合は食べないでください。

 

きのこ図鑑は下記きのこカレンダーと連動しています。

 

 

タマゴタケ

タマゴタケ|きのこ図鑑

【漢字】卵茸
【英名】Ovori
【学名】Amanita caesareoides

 

タマゴタケのData

発生時期 夏~秋
分布地域 日本、朝鮮、中国、台湾、インド、ネパール、スリランカ、オセアニア、ロシア、(北アメリカ)
発生環境 樹林下(ブナ科、カバノキ科、マツ、モミなど) 
カサの色 赤~橙
大きさ カサの直径4~15㎝
食毒 食用
別称  -
科属 テングタケ科 / テングタケ属
分類 菌根菌
似ている
きのこ
タマゴタケモドキ、ベニテングタケ

 

タマゴタケの特徴

赤から橙色のとても目立つカサを持つきのこ。

カサの縁にはっきりとした放射状の条線が確認でき、柄とヒダは黄色で柄にはだんだら模様があります(模様が確認できない場合もあり)。

基部に白いツボを持ち、これが幼菌時に卵に見えることが名前の由来。

その可愛らしい見た目からカルチャー方面でも非常に人気があります。

タマゴタケ

卵を破って出てきたようなタマゴタケ

カサの色は赤色以外に黄色いキタマゴタケ、茶色いチャタマゴタケ、白色のハマクサギタマゴタケなどがありますが、それぞれ似ている猛毒きのこがあるため同定は慎重に。

食べるのは文字通り『命懸け』です。

 

タマゴタケの発見情報

 

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ニオイワチチタケ

ニオイワチチタケ

【漢字】臭輪乳茸、匂輪乳
【英名】Candy cap
【学名】Lactarius subzonarius

 

ニオイワチチタケのData

発生時期 夏~秋
分布地域 日本、韓国、中国(雲南省)
発生環境 ブナ科の林内の地上 
カサの色 褐色
大きさ 2.5-5cm
食毒 食不適
別称  -
科属 ベニタケ科 / チチタケ属
分類 菌根菌
似ている
きのこ
キチチタケ

 

ニオイワチチタケの特徴

カサ表面に環紋と呼ばれる幾重にも重なる円状の模様があり、またチチタケの仲間でカサを傷つけると白い乳液を分泌します。

そして最大の特徴はその匂い。

このきのこ、カレーの香りがするんです。

御影高校きのこ部さんのイベント展示で何度か乾燥したニオイワチチタケの臭いを嗅がせていただいたことがありますが、ビックリするくらいカレー臭でした🍛

乾燥ニオイワチチタケ

御影高校きのこ部さんのイベント展示にて

カレーの匂いがして、輪状の模様があり、乳液を垂らすからニオイワチチタケ。

これは一度覚えたら忘れませんね(笑)

 

ベニナギナタタケ

ベニナギナタタケ

【漢字】紅薙刀茸、紅長刀茸
【学名】Clavulinopsis miyabeana

 

ベニナギナタタケのData

発生時期 夏~秋
分布地域 日本
発生環境 針葉樹や広葉樹の林下の地上に群生、または散生 
カサの色 朱色、淡赤、もしくはピンク色
大きさ 高さ5~14㎝
食毒 食用
別称  -
科属 シロソウメン科 / ナギナタタケ属
分類 おそらく腐生菌
似ている
きのこ
ベニセンコウタケ、カエンタケ

 

ベニナギナタタケの特徴

林地の地面から赤い棒状のものがたくさん出ていたら、それはベニナギナタタケかもしれません。

名前の通り紅色で薙刀(なぎなた)型のきのこ。

白色で形状の似ているシロソウメンタケと一緒に混生している場合もあり。

ベニナギナタタケは林地に発生するのに対して、類似のベニセンコウタケは芝生、草地などに発生します。

ちなみにベニナギナタタケは食べられるきのこですが無味無臭で小さく、食用価値は低いです。

また似ているきのこに挙げたカエンタケは猛毒きのこのため注意が必要。

 

ベニナギナタタケの発見情報