私がきのこ観察にハマる10の理由☆きのこ観察って本当に楽しい☆

こんにちは。きのこのかわいさ知らしめたい!ちょこすき~☆です。

 

今回の記事でははてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由」に参加してみようと思います。

 

私がきのこ観察にハマる10の理由を考えてみました。あらためて、私はなんできのこが好きなんだろう?と考えましたが、言語化するのは少し難しかったです。

 

1 きのこってかわいいんです

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かわいいタマゴタケ

きのこが好きで観察を続ける一番の理由は「かわいい」からです。きのこは一般的にはジメジメとしたところに生える得体の知れないものというイメージですが、見た目がかわいいメルヘンチックなきのこがたくさんあります。

上の写真はタマゴタケというきのこですが、タマゴタケのように鮮やかな色で絵本に出てくるようなかわいい種類もたくさんあるんですよ。

 

タマゴタケの詳しい記事はこちら↓

www.kanto-kinoko.com

 

2 きのこの多様性

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おもしろい形のアミガサタケ

きのこはとてもたくさんの種類があります。その色も形も大きさも様々で、驚くような形状のきのこがあり、見ていて飽きません

きのこというと食品としてもなじみのあるシイタケやブナシメジなどのように、傘の裏がヒダになっていて柄があるきのこを思い浮かべますが、写真のアミガサタケのように傘全体がしわひだ状の進化をしたものもあります。他にも、お皿のような形や、まん丸のお饅頭のような形、棒状など、これもきのこなの?と驚くような多様性があります。

色々な形のきのこを探すのが、宝探しのようで面白いのです。

 

アミガサタケの詳しい記事はこちら↓

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3 きのこは被写体として優秀

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ファンシーなニガクリタケ

私は写真撮影が趣味で、きのこを好んで被写体として選びます。きのこはそれ自体が絵になるので、ただ撮るだけでも素敵な写真が撮れます

きのこは身近な場所に生えていますので、家の近くの公園などでも撮影を楽しむことができるのがいいところです。きのこが生える時期は主に春から秋ですから、長く楽しめます。数は少ないですが、冬でも生えるきのこはあるんですよ。

 

4 きのことの出会いは一期一会

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よく見かけるチシオタケ

きのこは成長が早いものが多く、発生してから数日で朽ちてしまうものが多いです。ですから、きのことの出会いは一期一会。同じ種類のきのこでも、毎回違った顔を見せてくれます。

いつ、どんなきのこに出会えるかわからないワクワク感が私を森へと通わせるのです。

半日で朽ちてしまうきのこもあるので、時間を置いて戻ってくるともう倒れていた、なんてこともあるんです。きのこに感じる美しさは、はかなさにも理由があるのかもしれませんね。

 

5 きのこってちょっと怖い

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殺しの天使ドクツルタケ

私は毒きのこも大好きです。毒きのこって、美しいものが多いのです。猛毒きのことして有名なドクツルタケは純白の美しいきのこ。その美しさは天使に例えられます。森の中で凛として立っているドクツルタケは本当に神々しいです。

毒があってもきのこは襲ってきませんから、そっと観察して愛でてみてくださいね。恐ろしいけど美しい、その魅力にとりこになるはずです。

 

ドクツルタケの詳しい記事はこちら↓

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6 きのこを見ていると時を忘れる

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きのこを見ていると嫌なことも忘れる

きのこを見つけると嬉しくなって、嫌なことも辛いこともぜーんぶ忘れてしまいます!
かわいいきのこがポコポコ出ていると、楽しい気持ちになります。もっとないかな?近くにないかな?次々見つかれば、夢中できのこを追いかけて時を忘れます。まあ、きのこを見ている姿はちょっと怪しいんですけどね(笑)立ったりしゃがんだりしていると不審がられて「なにしているんですか?」ってよく聞かれます。そんなの気にせず下を向いて歩こう!這いつくばって行こう!

 

サケツバタケの詳しい記事はこちら↓

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7 きのこを探して歩けば健康維持になる

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亜高山帯に行かないと会えないオオキノボリイグチ

きのこを探すために森に行きます。ときには登山をします。オオキノボリイグチなどの亜高山帯のきのこは、標高の高い山へ登らなければ会えません。でも、かわいいきのこに会うためなら、どこへだって行ってしまいま

会いたいきのこに会うためにたくさん歩くのは全然苦ではありません。結果、春から秋のきのこシーズン中は毎週末に10kmほど歩いています。私の場合撮影もしますから、立ったりしゃがんだり常にスクワット状態です。これが結構ハードなんですよ。きのこついでに健康維持!一石二鳥ですね。

 

オオキノボリイグチの詳しい記事はこちら↓

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8 きのこは地球にとって大切な存在

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人間にとって毒というだけで嫌わないで

きのこをはじめとした菌類は、分解者として地球上の生態系における物質循環のシステムを維持するのに、とても重要な役割を果たしています。植物の枯れ木・落ち葉や動物の死骸・フンなどを分解して土へとかえる手助けをしてくれています。また、樹木などと共生して森を健康に保ってくれています。そして虫や動物たちの食糧としての役割も果たします。地球は、きのこなくしては成り立たないのです。

毒きのこだって、人間に毒というだけで、他の生き物にとっては無毒なことも多いのです。毒があっても分解者としての役割を果たしています。SDGsの目標のひとつでもある「陸の豊かさを守ろう」という項目、生物多様性の維持のためにもきのこを無駄に駆除するのは避けましょう。

 

テングタケの詳しい記事はこちら↓

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9 きのこの未知種を発見できる可能性がある

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キクラゲにも未知種がある?

世界中に約2万種、日本には4,000~5,000種あると言われています。しかし、それ以上に未知種があると考えられており、正確な数はわかりません。また、存在自体は確認されていても名前がついていないきのこは多いです。研究者ではなくても発見者になれるかもしれません。まだだれも知らないきのこを探すなんて夢がありませんか?

見た目は同じなのに遺伝子を調べたら違う種類のきのこが混ざっていたなんてこともよくあるのが、きのこの世界です。研究段階ですが、実はキクラゲも何種類か分かれるそうなんです。

 

キクラゲの詳しい記事はこちら↓

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10 おいしいきのこもたくさんある

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かわいくておいしいクリタケ

私は基本的にはきのこは観察して撮影して楽しむために探しているのですが、たまにはおいしいきのこを採取して食べることもあります。また、栽培品のきのこを食べるのは大好きですので、冷蔵庫には常に2~3種類の市販きのこがストックされています。

かわいくて、おいしいものもあるなんて、きのこって最高!!

野生きのこを採る際は、必ず専門家や詳しい人と一緒に行きましょう。食べられるきのこによく似た毒きのこがあり、見分けるのはとても難しいです。初心者さんはきのこ狩りツアーなどに参加してみるのも楽しいと思いますよ♪

 

クリタケの詳しい記事はこちら↓

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きのこのかわいさ知らしめたい!

以上が、私がきのこ観察にハマる10の理由です。

単純にかわいい!から入ったきのこの世界ですが、調べていくうちにとても興味深いいきものだということがわかりました。それと同時に、一般のきのこに対する誤解や無知などにも気づくこととなりました。

きのこを食品としてしか認識されていない世の中ですが、きのこのかわいさ知らしめたい!ので、かわいいきのこの写真が撮れるよう、これからもきのこ観察を続けていきます。

 

少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ、休日の公園にきのこ観察に出かけてみませんか?ときを忘れて童心に帰り、きのこを探してみませんか?