スマホ壁紙用きのこイラスト集

スマホ壁紙用きのこイラスト(1792 x 828)です。

みなさんも作ってほしいキノコがあったらぜひ教えてください。

 

 

【1月】新年の幕開け、期待高めるアケボノアワタケはいかが?

新年明けましておめでとうございます。

皆さん、今年の初日の出は見ましたか?

その美しさは一年の期待を高める力がありますよね。

キノコにもそんなワクワクするようなものがあります。

 

アケボノアワタケは、主に夏の盛りに見られるキノコですが、ややピンクの傘や柄の色をしています。

和の色名でも曙色というピンク色があります。

そして、基部は鮮やかな黄色。

この日の出のような色合いが美しく、ありがたい気持ちになります。

 

そんな一年の期待を高めるアケボノアワタケを眺めて1月を過ごすのはいかがでしょうか?

 

1月のスマホ壁紙用きのこイラストを作りました。(1792 x 828)

 

 

皆さんもイチオシきのこがあったら、ぜひ教えてください。

1月も楽しい菌活をお送りください🍄

 

【2月】内に招きたくなるオニイグチはいかが?

2月3日は節分。

鬼は外!福は内!でお馴染みの豆蒔きをして新年の無病息災を願う日ですね。

地域によっては福も鬼も内に招く懐の深い所もあるようですが、キノコにも節分にぴったりの面白い種類があります。

 

キノコの名前にオニの名が入ったキノコはたくさんありますが、その中でも、まるで黒いツノが生えているような面白い見た目のオニイグチを紹介します。

オニイグチのかさは黒い大きな鱗片に覆われてひび割れています。

胞子紋も黒色、肉を切ると赤く変色します。

夏から秋にかけて発生しますが、このオニイグチのなかまは数種類あり、どれも似たような見た目なので、探す時はしっかり観察して、図鑑と照らし合わせて間違えないように気をつけましょう。

 

そんな内に招きたくなるオニイグチを眺めて過ごすのはいかがですか?

 

2月のスマホ壁紙用きのこイラストを作りました。(1792 x 828)

 

 

2月も楽しい菌活をお送りください🍄

 

【3月】春の煩悩打ち破るサンコタケはいかが?

季節は冬から春へ、3月になりました。

3月の3という数字に、オレンジ色の3本の腕が特徴的なサンコタケというきのこが頭を過ぎります。

 

サンコタケは梅雨の時期から秋にかけて竹林や林地などに発生するきのこです。

はじめは白色の卵形をしていますが、成長すると卵が裂けて開き、中から黄色やオレンジ色の3本の腕を伸ばします。

この腕が弓のようにアーチ状になり、先端で互いにくっつくことで、カニのツメの様な特徴的なフォルムが作られます。


この姿が、密教の修法で使う法具のひとつである「三鈷杵(さんこしょ)」に似ていることから「サンコ(三鈷)タケ(茸)」と名付けられたと言われています。

 

三鈷杵は密教法具の金剛杵(こんごうしょ)と総称されるものの一種です。

金剛杵とは、修法(しゅほう)の時に、これを持つことによって心中の煩悩を破り、本有仏性(ほんうぶっしょう)の姿を明らかにするものです。

 

3月は暖かい陽気に気分も軽やかになり、新しい事を始めたくなる時期。

だけども、数々の誘惑に負けてしまいなかなか始められない弱気な方も多いのではないでしょうか。

 

そんな煩悩を打ち破るサンコタケを眺めて過ごすのはいかがですか?

 

3月のスマホ壁紙用きのこイラストを作りました。(1792 x 828)

 

 

3月も楽しい菌活をお送りください🍄

 

【4月】てくてく発見!ウラスジチャワンタケはいかが?

すっかり暖かい日が続くようになりましたね。

きのこのシーズンも少しずつ始まります。

今回は数ある春に見られるきのこの中でウラスジチャワンタケを紹介します。

 

ウラスジチャワンタケは、春から夏にかけて、各種林内の地上から発生します。

チャワンタケ、の名前の通り、頭部は茶碗のような形状をしていて、その下に太くて短い柄が伸びています。

茶碗のような頭部は経2〜6cmくらい。ときに経10cmを超えるような個体もあるとか。

頭部と柄の境界はわかりづらく、数本の太い筋から枝分かれした小筋が、互いに連結して網状になっています。

 

道路脇の砂利道の上で発見したという報告も聞くので近所を散歩中にひょっこり生えているかもしれませんね。

 

そんなてくてく散歩中に発見するウラスジチャワンタケを眺めて4月を過ごすのはいかがでしょうか?

 

4月のスマホ壁紙用きのこイラストを作りました。(1792 x 828)

 

 

4月も楽しい菌活をお送りください🍄

 

【11月】存在感主役級なベニテングタケはいかが?

キノコの中でも一際目立つキノコといえばベニテングタケ。

キノコの不思議を詰め込んだ存在感は多くの人を虜にしています。

かく言う私も、世の中に見て見たいキノコは山ほどあるけれど、特にお目にかかりたいキノコがベニテングタケです。


そんな存在感主役級なベニテングタケを眺めて過ごすのはいかがですか?

 

11月のスマホ壁紙用きのこイラストを作りました。(1792 x 828)

 

 

11月も楽しい菌活をお送りください🍄

 

【12月】一年を締めくくるコウボウフデはいかが?

今年も残すところあと1ヶ月。年の瀬が見えてきましたね。

12月は清水寺で一年の世相を表す漢字一字を決めるイベントがあり、毎年住職による巨大な和紙に揮毫するパフォーマンスが話題になりますよね。

去年の漢字は「金」でしたが、今年はどんな漢字に決まるのでしょうか?

 

そんな事を思い起こさせるキノコがあります。

コウボウフデはツボがあるのに傘がない、頭部がわたくず状になっています。

まるで極限まで使いこまれて青墨まみれのボロボロ筆です。

非常に珍しいキノコですが、見つけたら墨を付けて習字をしたら面白い作品が出来そうですね。

発見当時は担子菌類でしたが、研究が進み、菌根菌だと判明しました。

もしかしたらまた変わるかもしれません。キノコは研究者を惑わす複雑な生態なんですね。

 

そんな一年を締めくくるコウボウフデを眺めて過ごすのはいかがですか?

 

12月のスマホ壁紙用きのこイラストを作りました。(1792 x 828)

 

 

12月も楽しい菌活をお送りください🍄