オートバイを埋葬してすみかに帰ろうしたドキノコックスだが、行けども行けども見慣れない景色が続く。
このドキノコックスLのように「根拠はないけどなんとなく大丈夫な気がする」みたいに思いこんでしまう心理を『正常性バイアス』といいます。
こういう話をすると「時には物事を楽観的に捉えて神経を張りつめ過ぎないことも大切だよー」「あれは菌生に彩りを与えるスパイス的なきのこだった」という一見もっともらしく前向きな結論に着地させたがるドキノコックスLだが、果たして手遅れになる前に正常性バイアスを乗り越えて正しい現状認識をすることができるのであろうか。
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