バイリングやフラワーえのきを栽培している竹内きのこ園に工場見学に行ってきた【長野県中野市】

中野市の看板『えのき氷』

先日、長野県中野市にある『竹内きのこ園』に工場見学に行って来ました。

竹内きのこ園はきのこ工場としては決して大きい規模ではありませんが、珍しい『バイリング』というきのこや、形がかわいい『フラワーえのき』などの栽培に挑戦していて、業界ではかなり名前が知られています。

バイリング
フラワーえのき
左:バイリング、右:フラワーえのき

テレビなどのメディア出演も多いきのこ屋さんです。

今回は、代表社員の竹内 篤史さんにご案内いただき、竹内きのこ園の工場内の様子を動画に撮らせていただきましたので、ぜひご覧ください。

 

 

竹内きのこ園の工場見学動画

竹内きのこ園さんでは『えのき』と『バイリング』というきのこを、2つの工場に分けて生産しています。

そこで、前編の動画ではえのき工場の様子を。

後編の動画では、培地製造とバイリング工場の様子に分けて編集しました。

 

≪前編:えのき工場の様子≫

 

≪後編:培地製造とバイリング工場の様子≫

 

竹内きのこ園のきのこの生産工程

竹内きのこ園さんのきのこの生産工程をまとめました。

えのきとバイリングは、どちらも『菌床ビン』というプラスティック瓶を使用して栽培するタイプのきのこで、大まかな生産工程は同じです。

ただし、栽培にかかる日数や温度帯などは全く異なるため、同じ部屋で栽培することは出来ません。

 

  1. 培地原料の攪拌
  2. 培地詰め
  3. 培地の殺菌・冷却
  4. 種菌の接種
  5. 培養
  6. 菌掻き
  7. 生育
  8. 収穫

 

1.培地原料の攪拌

きのこの畑となる『培地』の原料を混ぜ合わせます。

主な原料は、乾燥したトウモロコシ芯の粉末やおからなどで、そこに水を加えて大きな機械で練り合わせます。

1回で 本分の菌床原料を混ぜ合わせるそうです。

 

2.培地詰め

攪拌した培地原料を菌床ビンに詰めていきます。

この作業は、ビンに詰めるところからフタをするところまで機械化されていました。

尚、ビンに原料を詰めた後、真ん中に棒を突き刺して菌床内に空間を作っておきます。

これは、この後接種するきのこの菌を、菌床内に早く蔓延させるためだそうです。

 

3.培地の殺菌・冷却

詰めたばかりの菌床には雑菌がたくさん含まれているので殺菌が必要です。

竹内きのこ園さんでは『殺菌釜』を保有していて、その中に菌床を入れて8時間加熱殺菌を行います。

その後、きのこ菌を接種できる温度まで冷却します。

 

4.種菌の接種

菌床にきのこの種菌を接種します。

ちなみに、種菌と言っても植物の『種』とは異なります。

きのこの菌糸が蔓延したオガクズなどで、それを砕いて菌床に振りかけるイメージです。

種菌の接種は、雑菌が入ると最悪きのこが全滅してしまう事態もあり得るため、ルールを設けて慎重に行われます。

クリーンな部屋で衛生着などをしっかり着て、器具も加熱殺菌などをしてから接種するそうです。

当然、接種室は見学NGでした。

 

5.培養

じっくり時間をかけて菌床ビンの中にきのこの菌糸を張り巡らせます。

培地は最初は黒っぽい色をしていますが、培養後期になると菌糸が蔓延して真っ白です。

尚、きのこによって好む温度が異なるため、それに合わせて培養室の温度を変える必要があります。

えのきは低温を好むため 度。

一方、バイリングは 度と全く違います。

また、培養日数もえのきは約3週間ですが、バイリングは3カ月もかかるそうです。

 

6.菌掻き

菌床のフタ付近にある菌糸を機械で掻き取ります。

これは、菌床に刺激を与えてきのこの発生を促すためです。

よく、『雷の落ちた場所にはきのこがよく生える』と言いますが、あれも電気刺激によってきのこの発生が促されるからだと言われています。

菌掻きを行うことで菌床に刺激が与えられ、一斉にきのこが生え始めます。

 

7.生育

生えてきたきのこの芽を、大きく育てる工程です。

一般的なえのき栽培の場合、プラスティックの帯を巻いて軸を長く長く育てます。

ちなみに、えのきは冬のきのこのため生育室はとっても寒い温度設定になっていて、その中でプラスティックの帯を手作業を巻いて行くそうです。

毎日その作業をするんですから、なかなか大変な仕事ですよね。

バイリングは1つの菌床ビンから10個程度の芽が出てきますが、1つだけ残して後は掻き取ってしまいます。

これは、残した1個を大きく育てるためです。

バイリングの生育風景

 

8.収穫

いよいよきのこの収穫です。

収穫したきのこはパッケージされ、店舗やレストラン、加工工場などに出荷されます。

こうして私たちの元に美味しいきのこが届いているというわけです。

 

バイリングの美味しい食べ方

バイリングは食感の良さが特徴のきのこで、その歯応えはアワビに似ているといわれています。

そのため、別名『あわび茸』と呼ばれることも。

そんな歯応えの良いバイリングは、ソテーやステーキなど、食感や風味を活かしたシンプルな料理がおすすめです。

この間は天ぷらにしてみましたが、不思議な食感でとても美味しかったです!

バイリングの天ぷら

 

竹内きのこ園さんでは、バイリングを丸ごと使った加工品なども製造しています。

バイリングの加工品
バイリングの加工品
『刺身きのこ』

 

フラワーえのきの美味しい食べ方

フラワーえのきは、あえて軸を短く育てることでまるで花束のような見た目をしたえのきです。

丸ごと鍋に入れたり、サラダにドーンと乗せたり、可愛い見た目を活かした料理がおすすめです。

きのこ料理研究家のまんぼママが、フラワーえのきのレシピをアップしていますので、ぜひ参考にしてください。

www.kanto-kinoko.com

 

まとめ

バイリングやフラワーえのきを栽培している竹内きのこ園さんの工場の様子を動画で紹介しました。

どちらも美味しいきのこですので、スーパー等で見かけたらぜひ手に取ってみて下さい。

ちなみに、竹内きのこ園の代表 竹内 篤史さんは、きのこ問屋の営業マン時代に大変お世話になった方です。

普段はきのこ工場の一般公開は行っていないのですが、今回は特別に昔のよしみで撮影させていただきました。

竹内さん、ありがとうございました!

露木啓、竹内篤史

左:露木、右:竹内篤史さん

 

東京駅で買える赤いキノコケーキ『フンゲッティ』が可愛い!|Caffarel(カファレル)グランスタ東京店

フンゲッティ|カファレル(caffarel)

東京エキナカのショッピングモール『GRANSTA(グランスタ)』には、キラキラのキノコスポットがあります。

それは、イタリア発のチョコレートショップ『Caffarel(カファレル)グランスタ東京店

なんとこのお店には、ベニテングタケを模したキノコケーキや、キノコ型に成型されたチョコレートが販売されているんです。

先日千葉県に行く用事があったので、あえて少し遠回りしてカファレルさんに立ち寄ってきました。

キノコケーキ『フンゲッティ』もばっちり購入できたので、その食レポを紹介いたします!

 

 

Caffarel(カファレル)グランスタ東京店の概要

Caffarel(カファレル)グランスタ東京店

カファレルは、1826年から続くイタリア・トリノ発の老舗チョコレートブランドです。

チョコレートの袋や容器などにキノコのモチーフが使われていて、チョコレートファンだけでなくキノコファンにも大人気!

日本では神戸に本店があり、関東では東京駅の地下『GRANSTA(グランスタ)』内にショップがあります。

施設名 カファレルグランスタ東京店
ジャンル 洋菓子店
住所 〒100-0005
東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
東京駅地下1階グランスタ内
交通手段 東京駅地下、改札内
営業時間 月~金 8:00~21:30
土日祝 8:00~21:00
休館日 なし
入場料 東京駅 入場券140円(子供70円)
駐車場 無し
※近隣に有料パーキング多数あり
オープン日 2009年4月7日
電話番号 03-3284-2121

 

アクセスマップ

カファレルグランスタ東京店は、東京駅のJR改札内にあります。

そのため、基本的には電車で向かうのがおすすめ。

JR線で東京駅に着いたら、改札を出ないでそのまま地下1階のお店に向かいましょう。

JR以外の路線の場合は、入場券を購入するか、Suica等の交通系ICサービスで入場してください。

入場券は大人140円、子供70円

交通系ICサービスの場合も同額ですが、こちらは2時間制限があるのでご注意を。

 

駅構内のお土産店なので飲食スペースは無い

エキナカの限られたスペースで出店しているため、カファレルグランスタ東京店には飲食スペースはありません。

そのため、購入後はしばらく持ち歩く必要があります。

缶入りのチョコレートなど、お土産向けの商品が多くラインナップされていますが、キノコ型の『フンゲッティ』は生ケーキ。

型崩れすると悲しいので、持ち歩きには十分気を付けましょう。

 

赤いキノコケーキ『フンゲッティ』を購入

赤いキノコケーキ『フンゲッティ』

僕がカファレルグランスタ東京店にお伺いしたのは、ちょうど長期休暇シーズンの前日。

そのため、お店の前にはお土産目的の行列が出来ていました。

順番待ちしながらキノコ型ケーキが売り切れないように祈ります。

実は、前回立ち寄った時は売り切れていたんです。

今回はギリギリ残っていました!

念願の赤いキノコケーキ『フンゲッティ』と、Suicaペンギンの缶に入ったチョコレートを購入。

Suicaペンギンの缶

Suicaペンギンの缶

ケーキの箱を抱えて東京駅から千葉県に向かいます。

 

フンゲッティのお味は?

千葉県の船堀駅近く『船堀グリーンロード』にやってきました。

(実は、ここに設置されているキノコオブジェを見に来るのが目的だったんです)

目的地に着く前にベンチを発見。

ここでフンゲッティを頂くことにします。

箱を開けると・・・愛らしいフォルムのケーキが登場。

フンゲッティ

(良かった、崩れてなかった!)

 

ひとしきり写真を撮って愛でます。

それではいただきましょう!

キノコの赤いカサ部分はラズベリームースになっていて、その中にはピスタチオクリーム。

力を入れずにスプーンがすすっと入っていきます。

ラズベリーの味がしっかりして美味しいです。

フンゲッティの断面

 

そして、軸にあたる部分はガトーショコラ。

さすがチョコレート屋さんだけあって、非常に濃厚!

しっとり系で食べ応えがあります。

カサと軸を一緒に食べると、ラズベリームースの酸味とチョコレートの濃厚さが相性抜群で、とっても美味しいです!

 

Suicaペンギン缶の中にもキノコチョコレート

Suicaペンギンの缶

Suicaペンギンの缶も開けてみました。

こちらにはキノコ型のチョコレートなどが入っています。

このチョコもまろやかで甘くて美味しいです!

ちょっとした手土産に良いですね。

ちなみに、カファレルさんではキノコ型のビンにキノコチョコレートを詰めた『きのこポット』も販売されていて、キノコ好き達に大人気です。

 

なぜカファレルさんはキノコ型ケーキを販売しているのか?

カファレルさんのきのこチョコレート

なぜ、カファレルさんではキノコ型のケーキやチョコレートを販売しているのでしょうか。

実は以前、広報の方に理由をお伺いしたことがあります。

それはこんな理由からでした。

ヨーロッパではキノコ(特に赤いカサに白い斑点のベニテングタケ)は“突然の幸運”の象徴とされており、特にドイツではその存在自体がゲルマン民族の最高神・ヴォータンにより作られたといわれ、古代から古い崇拝があったようです。
カファレルもそうしたヨーロッパ全体に伝わる云われにあやかり、“お客様に幸運が訪れますように”との思いから、ラッキーモチーフとしてキノコ型のお菓子を販売しております。

なるほど、幸運のモチーフとしてキノコの形を採用しているんですね!

 

ベニテングタケについて詳しくはこちら↓

www.kanto-kinoko.com

 

以前大阪には色とりどりのフンゲッティが販売されているショップがあった

Caffarel(カファレル) グランフロント大阪店

カファレル グランフロント大阪店

今は閉店してしまっていますが、以前は大阪駅近くにもカファレルさんのお店がありました。

それが、Caffarel(カファレル) グランフロント大阪店

こちらはなんとカフェを併設していて、店内でキノコケーキ(ドルチェ)が食べられたんです。

ショーケースには、色とりどりのフンゲッティが並んでいます。

Caffarel(カファレル) グランフロント大阪店
Caffarel(カファレル) グランフロント大阪店

 

キノコ好きはテンション上がること間違いなし!

ちなみに、露木が行った時に販売されていたフンゲッティは5種類ありました。

  • 赤色:ラズベリー
  • 黄色:オレンジ
  • 黒色:チョコ&ラズベリー
  • 白色:レモン
  • 茶色:ティラミス

どれも、キノコのカサに当たる部分はムース、軸にあたる部分はチョコレートケーキになっています。

せっかくなので、店内のカフェコーナーでフンゲッティをいただいてきました。

ケーキは1番人気の赤いフンゲッティ(ラズベリー)と、チョコレートをふんだんに使った黒いフンゲッティ(チョコ&ラズベリー)を注文。

Caffarel(カファレル) グランフロント大阪店

美味しかったなぁ。

 

神戸本店の様子

カファレル神戸北野本店

カファレル神戸

神戸にある『カファレル神戸北野本店』にもお伺いしたことがあります。

店内には、目立つ場所に大きなきのこポットが設置されていました。

本店はカフェが併設されていて、店内でお茶を楽しむことが出来ます。

ただし、どういうわけかキノコ型ケーキのフンゲッティは置いていません。

これは何故なんでしょうね?

代わりにすっごい見た目のケーキを頂きました。

カファレル神戸北野本店

 

まとめ

  • 東京エキナカのグランスタには『カファレルグランスタ東京店』がある
  • キノコ型ケーキやキノコ型チョコレートが販売されている
  • 飲食スペースは無いので、キノコケーキの持ち帰りには十分注意しよう

【茨城県】きのこ博士館(きのこはかせかん)は入場無料で楽しみながら学べる!写真映えスポット多数☆

きのこ博士館

茨城県にはきのこをテーマにした素敵な観光スポットがあります。

茨城県植物園の隣に建っている『きのこ博士館(はかせかん)』です。

きのこや木材などについて楽しみながら学べる施設で、館内は幻想的な雰囲気、子供も大人も楽しめます。

先日子供と遊びに行ってきたので、きのこ博士館の様子を紹介いたします!

 

動画で見る👇

 

 

きのこ博士の概要

きのこ博士館の外観

きのこ博士館の外観

きのこ博士館は、きのこや山菜、木材などの種類や形態はもちろん、人との係わりから、森林の役割までを楽しみながら学べる施設です。

基本的には子供向けに設計されていますが、館内には写真映えする模型や展示物があり、大人も十分楽しめます!

施設名 茨城県きのこ博士館
ジャンル 楽しみながら学べる博物館
住所 〒311-0122
茨城県那珂市戸4589番地
交通手段 常磐道那珂ICから車で約10分
営業時間 9:00~16:30
休館日 毎週月曜日
※休日にあたるときはその翌日
12月29日~1月3日まで
入場料 無料
駐車場 有り
オープン日 平成10年
電話番号 029-297-0198

 

アクセスマップ

  • 常磐道『那珂IC』から車で約10分
  • JR水郡線『瓜連駅』からタクシーで約10分

のどかな立地にあるきのこ博士館は、水戸市などの都市部からは離れています。

そのため、基本的には車で向かうのがおすすめ。

当初、神奈川県から電車やバスなどを乗り継いでいくルートも検討しましたが、車の倍くらい時間が掛かるため断念しました。

 

駐車場代&入館料は無料!

きのこ博士館は入館料無料で楽しめました!

幻想的な内装や大きなきのこのオブジェなど、しっかり作り込まれているのに『本当に無料で良いの?!』という感じです。

また、併設されている駐車場も無料でした。

 

お土産売り場やレストランは無い

素敵なきのこグッズなどが売っていれば良いなーと思っていたのですが、お土産売り場等は無し。

また、きのこ料理が堪能できるレストラン等もありませんでした。

きのこ好きが来たらきっと購入するから売り場を設置したら良いのに、と思いますが、そうすると店員さんが必要だったり、管理が大変なんでしょうね。

 

きのこ博士館は写真映えスポットがたくさん!

きのこ博士館

きのこ博士館は、中心に巨大な木のオブジェがそびえ立っていて、テーマごとに分けられた7つの展示室がそれを取り囲んでいます。

館内は写真映えするスポットがたくさん✨

一部を紹介いたします。

 

入り口のきのこオブジェ

きのこオブジェ

入り口からすぐの場所に展示されているきのこオブジェ。

すごく可愛くて、この時点できのこ好きはテンション爆上がりです。

 

大木と大きなきのこ

きのこ博士館の大木

きのこ博士館の中心に立っているファンタジックな大木。

幹からは巨大なきのこがニョキっと生えています。

 

大木の周囲にはきのこの模型

大木の周囲には、天然きのこの模型が設置されていました。

ベニテングタケ、タマゴタケ、キヌガサタケ、ムラサキシメジ、ツチグリ、クリタケ、タモギタケなどなど。

きのこオブジェ
きのこオブジェ
きのこオブジェ

 

きのこのガラスアート

館内を見渡せる2階部分には、きのこのガラスアートがあります。

何かのストーリーになっているようでした。

きのこのガラスアート
きのこのガラスアート
きのこのガラスアート

 

きのこ研究室などの展示コーナー

大木を取り囲むように、『きのこ研究室』『きのこ工場』『森のレストラン』などの7つの展示コーナーがあります。

※森のレストランは飲食店では無く、食べ方などの展示コーナーです。

きのこ研究室

きのこ研究室

 

きのこのステンドグラス

きのこ博士館の外観、右棟の扉の上にはきのこのステンドグラスがはめ込まれていました。

きのこのステンドグラス

 

きのこ博士館のストリートビュー

 

きのこ博士館のまとめ

  • きのこ博士館は、茨城県那珂市にある『楽しみながら学べる博物館』
  • どちらかというと子供向けの施設
  • きのこオブジェなど写真映えするスポットが多く、大人もしっかり楽しめる
  • 入場料&駐車場は無料

常磐自動車道1本で行けるので首都圏から日帰りも十分可能です。

素敵な写真を撮りに、休日にお出かけしてみてはいかがでしょう?

きのこオブジェがある船堀グリーンロードを散策してきました【きのこスポット巡り】

先日、東京都江戸川区にある『船堀グリーンロード』を散策してきました。

目的は2つ。

1つ目は、船堀グリーンロードに設置されているというきのこオブジェを実際に見ること。

もう一つは、Googleマップにきのこオブジェの360度写真を投稿し、ストリートビューで閲覧できるようにすることです。

無事どちらも達成できましたので、動画・写真・ストリートビューで紹介いたします。

 

≪船堀グリーンロードの散策動画≫

 

 

船堀グリーンロードとは

船堀グリーンロード

東京都江戸川区に所在する『船堀グリーンロード』は、都営新宿線の船堀駅から南北に延びる遊歩道です。

グリーンロードの名の通り、道沿いにたくさんの樹木が植えられていて、とても緑豊か。

また、ところどころにベンチが設置され、金魚やじゃがいも、そしてきのこなどのオブジェが点在して歩行者の目を楽しませてくれます。

東京都内ながら、のんびり散歩するのに適した遊歩道です。

 

きのこオブジェがあるのは船堀駅から北側

Googleマップで船堀グリーンロードを検索すると、船堀駅から約200メートル南側の位置にピンが立ちます。

ただ、実際は北方向の方に長く延びていて、きのこオブジェがあるのも北側です。

きのこオブジェを目的に散策する方は、船堀駅を出たら北側に向かいましょう。

 

船堀グリーンロードのきのこオブジェ

船堀グリーンロードに設置されているきのこオブジェは次の2種類です。

  1. 干し椎茸のオブジェ
  2. えのき、なめこ、しいたけのオブジェ

 

1.干し椎茸のオブジェ

干し椎茸のオブジェ|船堀グリーンロード

3つ並んだ石の台座の上にある『干し椎茸のオブジェ』です。

椎茸の置き方に規則性は無く、無造作に置かれたような感じ。

もしかしたら、椎茸を天日で干しているイメージなのかもしれません。

 

≪撮影したストリートビュー≫

 

2.えのき、なめこ、しいたけのオブジェ

えのき、なめこ、しいたけのオブジェ|船堀グリーンロード

3本の金属の柱からきのこが溢れ出てきたような『えのき、なめこ、しいたけのオブジェ』です。

えのきとなめこは、金属の柱から生えてきたような見た目。

柱を菌床に見立てているのかもしれません。

しいたけは、増殖して金属のフタを押し上げたかのような見た目をしています。

 

≪撮影したストリートビュー≫

 

船堀グリーンロードのきのこ以外のオブジェ

船堀グリーンロードには、きのこ以外のオブジェも多数設置されていました。

いくつか紹介いたします。

 

≪石の上を泳いでいる金魚≫

金魚|船堀グリーンロード

 

≪土の上に露出したメタリックな物体≫

ゴツゴツ感からじゃがいもだと思いますが、もしかしたらトリュフの可能性も。

じゃがいも|船堀グリーンロード

 

≪半分にカットされたピーマンのベンチ≫

ピーマン|船堀グリーンロード

 

なぜ船堀グリーンロードにきのこのオブジェが設置されているのか?は謎

船堀グリーンロードに設置されているオブジェはどれもユニークで、『なぜこれを題材に選んだのだろう?』と首をかしげたくなるものが多いです。

もしかしたら、どこかに設置の由来などが記載されているのではないかと思い、散策しながら探していたのですが、この日は見つけられませんでした。

うーむ、謎。

もし設置の由来などをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントなどで教えて下さい。

 

まとめ

  • 船堀グリーンロードにはきのこのオブジェ2種類が設置されている
  • 1つ目は『干し椎茸のオブジェ』
  • 2つ目は『えのき、なめこ、しいたけのオブジェ』
  • 船堀グリーンロードは緑豊かで数々のオブジェが歩行者の目を楽しませてくれる遊歩道

【鎌倉の食べ歩きグルメ】プリンセスきのこの『あげまっしゅ』が美味しくてクセになる!

鎌倉最大の観光スポット小町通りには、『プリンセスきのこ』という大人気のきのこのお店があります。

先日、家族で鎌倉に遊びに行った際に立ち寄り、看板メニューの『あげまっしゅ』を食べてきました。

クセになる味でめちゃくちゃ美味しかったです!

あげまっしゅ|プリンセスきのこ

 

 

プリンセスきのこの概要

鎌倉駅から小町通りに入りまっすぐ進んでいくと、左側に『あげまっしゅ』と書かれた赤い立ち看板が見えてきます。

プリンセスきのこの看板

 

その看板を目印に露地に入ると、奥がちょっとした広場になっていて、食べ物をテイクアウト出来る店舗が軒を連ねています。

その中のひとつが目的のプリンセスきのこさんです。

店名 プリンセスきのこ
ジャンル 椎茸の揚げ物
予約・
お問い合わせ
非公開
予約可否 不可
住所 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-35
交通手段 鎌倉駅から徒歩7分
営業時間 11:00〜17:00
日曜営業
※不定休
予算 ¥999
席数 無し
個室 無し
禁煙・喫煙 全席禁煙
駐車場
オープン日 2010年
電話番号 非公開

※雨天の日や椎茸の採れない時期、生育の悪い時は休みの可能性が高いです。

 

≪地図≫

 

プリンセスきのこのキャラクターが可愛い!

【鎌倉】プリンセスきのこ

プリンセスきのこさんは、テイクアウト専門のこじんまりとしたお店。

こちらで購入して、広場のベンチで食べるスタイルです。

看板やお店の壁に掲げられているプレートには、店名にもなっている『きのこ姫』のキャラクターがいます。

プリンセスきのこ

ステッキもきのこ

 

とても可愛い雰囲気です。

 

噂の鎌倉グルメ『あげまっしゅ』を食べてみた!

プリンセスきのこさんの看板メニューが、椎茸に衣をつけて揚げた椎茸フライ、その名も『あげまっしゅ』です。

何種類かあるのですが、今回はプレーン串と、一番人気と書かれていた『とり明太子』を注文しました。

あげまっしゅ|プリンセスきのこ

左:とり明太子 右:プレーン串

 

プレーン串は、半割にして衣をつけた大きな椎茸がきれいな色に揚げられて、3つ串に刺さっています。

カウンターにはいろいろな調味料が置かれていて、好みのものをかけてOK。

あげまっしゅ|プリンセスきのこ

店員さんのおすすめはオリジナルのソース

 

それでは頂きます。

おおっ、美味い!

サクッとした衣と、肉厚でしっとりジューシーな椎茸の食感のギャップ。

椎茸の旨味が口の中いっぱいに広がります。

また、オリジナルソースが良い仕事をして、非常にクセになる味でした!

 

1番人気は『とり明太子』

とり明太子は、大きな椎茸の内側に明太子を詰め、たっぷりの鶏肉でフタをして衣をつけて揚げた感じです。

とり明太子|あげまっしゅ

ものすごいボリューム感

 

うお、美味しい!

最初は椎茸と鶏肉の旨味がガツンときて、その後明太子のピリッとした強い味が追いかけてきます。

椎茸と明太子ってこんなに合うの?!という感じ。

あまりきのこが好きではない子供も、『これは美味しい!』と食べていました。

若い世代に椎茸嫌いが増えているという話も聞きますが、このあげまっしゅは鎌倉に観光に来ている若者にも人気というのが頷けます。

さすが1番人気のメニューでした。

 

プリンセスきのこは休日不明、開いていればラッキー?!

店員さんに聞いてみたところ、プリンセスきのこさんは椎茸の生産者さんが出しているお店なのだそうです。

だから椎茸が採れたてみたいにジューシーでおいしんだ!納得。

そのため、椎茸の収穫量が少なかった日はお店が開けられないそうなんです。

実は、プリンセスきのこさんはHPや公式SNSが無く電話番号も非公開の為、現地に行ってみないと開いているか閉まっているかわかりません。

露木も閉まっている日に当たってしまった事があります。

プリンセスきのこ

あぁ、シャッターが下りてる・・・

 

神社の多い鎌倉だけに、プリンセスきのこさんは閉まっていたら残念、開いていれば当たり!のおみくじのようなお店です。

 

おわりに

鎌倉 小町通り

鎌倉 小町通り

プリンセスきのこさんは、鎌倉 小町通りの奥まった場所にある、とても小さなお店です。

他の食べ歩きグルメ店のように店前で呼び込みなどはしていませんでしたが、それでも僕がお伺いした土曜日はひっきりなしにお客さんが来て、あげまっしゅを買っていきました。

しかも若いお客さんが多いんです。

失礼ながら、以前きのこ業界で働いていた自分の感覚からすると『ええっ、椎茸の揚げ物ってこんな若い層にも売れるんだ』とびっくりしてしまいました。

しかし、あげまっしゅを食べて納得。

本当に美味しくて、また食べに来たくなっちゃうような味なんです!

次の休みの日は、ぜひ小町通りのプリンセスきのこさんに立ち寄って、椎茸を味わってから鎌倉散策なんていかがですか?

  1. プリンセスきのこは鎌倉、小町通りにある椎茸の揚げ物料理専門店
  2. 自社栽培の椎茸をフライにした『あげまっしゅ』が美味しい
  3. 開いているか、閉まっているかはあなたの運次第?!

 

おしゃれなきのこ火鍋の店『裏の山の木の子』レビュー|渋谷駅から徒歩3分

先日、菌友の坂井きのこさんらと共に、渋谷のきのこ火鍋のお店に行って来ました。

2021年12月3日にオープンした『裏の山の木の子』さんで、渋谷駅から徒歩3分の好立地にあります。

火鍋と言うと、中国や台湾風のお店を思い浮かべる方も多いと思いますが、ここはシックでオシャレな雰囲気。

接客も洗練されていて感じが良く、さすが飲食店激戦区の渋谷に出店するだけのことはあると感じました。

火鍋を注文すると、色とりどりのきのこが盛られたバスケットが出てきてテンションが上がります。

まるで、森できのこを収穫してきたよう!(※全て栽培きのこです)

 

また、ドリンクのグラスや箸置きにもきのこのモチーフが用いられていて、きのこ好きなら気に入る事間違いなしでしょう。

という事で今回は、デートなどでも利用できそうなきのこ火鍋の店『裏の山の木の子』さんのレビューを紹介いたします。

 

 

裏の山の木の子の概要

裏の山の木の子は、きのこの日式火鍋と様々なきのこ料理が楽しめるダイニングバーです。

シックでおしゃれな店内と、気さくで気持ちの良い接客で、ゆったりきのこ料理を堪能できます。

店名 裏の山の木の子
ジャンル きのこ料理、火鍋、ダイニングバー
予約・
お問い合わせ
050-5571-3597
予約可否 予約可
住所 東京都渋谷区道玄坂1-3-11 一番ビル 2F
交通手段 ①JR東日本 渋谷駅 ハチ公口 徒歩3分
②東横線・田園都市線 渋谷駅 5番出口 徒歩2分
③東京メトロ 渋谷駅 5番出口 徒歩2分
④京王井の頭線 渋谷駅 マークシティ正面口 徒歩1分
※渋谷駅から166m
営業時間 【火〜日】16:00〜23:00(LO.22:00)
※日曜営業
※定休日:月(祝日は営業)
予算 ¥4,000~¥4,999
席数 90席
個室 無し
禁煙・喫煙 全席禁煙
駐車場
オープン日 2021年12月3日
電話番号 03-5459-4080

 

≪地図≫

 

お伺いした日はほぼ満席に近い状態となっていました。

予約可能とのことですので、デートなどで利用する際は事前に連絡しておいた方が無難です。

 

ダイニングバーのようなおしゃれな店内に様々なきのこモチーフ

裏の山の木の子の店内は少し暗めの照明で、おしゃれなダイニングバーのような雰囲気。

ただ、よく見るとそこかしこにきのこのモチーフが配置されています。

置物だったり、エレベーターホールの壁の飾りだったりが、さりげなくきのこでした。

また、箸置きやソフトドリンクのグラスにもきのこが!

 

これはきのこ好きはテンション上がる事間違いなしです。

 

おすすめ料理は『きのこの日式火鍋』

裏の山の木の子の名物は『きのこの日式火鍋』です。

火鍋といえば中国や台湾風のものを思い浮かべる方が多いと思いますが、裏の山の木の子の火鍋は、『昆布×きのこ』の出汁に薬膳食材を加えた赤と白のスープがベースになっています。

だから、日式(日本式)火鍋というわけです。

ちなみに鍋は特注品で、和のイメージになっているとのことでした。

 

きのこ火鍋を注文すると、ピンク色のトキイロヒラタケや、黄色のタモギタケ、食感の良いクロアワビタケや出汁がよく出るヤマブシタケなどなど、12種類ほどのきのこがバスケットに入れられて登場します。

写真映えするし、女子が盛り上がること間違いないでしょう。

もちろんきのこ男子達も盛り上がりました。

裏の山の木の子の坂井きのこさん

 

その他、野菜や、地鶏つくね、豚肉、豆腐なども付いて、1人前2,500円です。

※注文は2人前から。

また、タレや薬味はたくさんの種類が用意されていて、自分好みにカスタムして楽しめます。

 

きのこの一品料理も豊富

きのこの一品料理も、和・洋・中にこだわらず多種類用意されていて飽きません。

特に美味しかったのは、裏山木ノ子春巻(400円/1本)。

 

中にきのこのクリームが入っていて、これがなんとも深い味わいなんです。

坂井きのこさんが、『ポルチーニっぽい』と言っていたのですが、店員さんに聞いたところ見事ビンゴ!

それ、メニュー名に『ポルチーニ』を入れ込た方がウリになるのではないでしょうか。

この春巻はめちゃくちゃ美味しいので、ぜひ食べてみてください。

その他、マッシュルームのカルパッチョ(700円)や、トマトと木耳の玉子炒め(800円)などをいただきましたが、どれもとても美味しかったです!

 

裏の山の木の子さんで『きのこ鍋会』してきた際の動画

別日に、裏の山の木の子さんできのこ鍋会をした際の動画です。

良かったら併せてご覧ください。

 

まとめ

渋谷駅から徒歩3分の好立地にある『裏の山の木の子』は、おしゃれな店内できのこ料理が堪能できるダイニングバーです。

きのこの箸置きやドリンクグラスが可愛く、また火鍋を注文すると出てくるきのこ盛りが写真映えして、テンションが上がります!

どの料理の味も本当に美味しかったし、接客していただいた店長さんや店員さんの雰囲気も良くて、とても素敵な時間を過ごさせていただきました。

ちなみに、帰り際オープン記念に作成したというオリジナルシールと『きのこの山』を頂いたのも、きのこ好きたちは大いに心をくすぐられています。

 

ありがとうございました!

まだまだ食べてみたいメニューがたくさんあるので、ぜひ再訪したいと思います。

また、2022年3月に恵比寿に『裏の山の木の子』の2号店が出来たという事で、そちらにも行きたいです!

ご一緒していただける菌友さんがいらっしゃいましたら、お声掛けくださいませ~

新宿 大龍寺の『シイタケを干す老僧と若い僧の像』を見てきました【道元禅師の典座教訓】

先日、新宿に出かけた際に少し時間が出来たので、新宿駅から徒歩30分くらいの位置にある大龍寺にお伺いしてきました。

というのも、『大龍寺にはシイタケを干している僧の銅像がある』と聞いたことがあったからです。

目的の銅像は本堂の左手前にありました。

道元禅師の典座教訓

 

全く知らなかったのですが、この銅像は曹洞宗の開祖・道元禅師が若い頃に中国(宋)に渡った際、シイタケを干す老僧と問答したシーンを表しているそうです。

一体、道元禅師はシイタケによってどんな教訓を得たのでしょうか。

俄然興味を持ったので、道元禅師や典座教訓(てんぞきょうくん)のシイタケ話について調べてみました。

 

 

新宿 起雲山大龍寺の概要

新宿 起雲山大龍寺 本堂

大龍寺(だいりゅうじ)は、東京都新宿区にある曹洞宗の寺院です。

本尊として釈迦牟尼佛(しゃかむにぶつ)を安置しています。

名称 起雲山 大龍寺
住所 東京都新宿区原町2丁目62番地
アクセス ・東京メトロ東西線早稲田駅から徒歩8分
・都営地下鉄大江戸線若松河田駅から徒歩8分
URL https://blog.goo.ne.jp/kiun350
Facebook https://www.facebook.com/dairyuji/

 

新宿駅から歩いて30分程度でした。

 

※現在、御朱印の授与はされていないそうです。

 

本堂手前にシイタケを干す老僧と若い僧の像がある

大龍寺に着くと、ちょうど通用門のところに住職のご家族と思われる方がいて、『どうぞお参りください』と中に入れてくれました。

通用口から入って正面は駐車場で、門から右手に向かうと本堂に上がる階段やお墓があります。

目的の『シイタケを干している僧の銅像』は、本堂階段手前の左側に設置されていました。

老僧の描写がリアルでなかなか迫力があります。

しいたけを干す

 

像は道元禅師の典座教訓(てんぞきょうくん)の一節を示したもの

銅像の下には『天童山老典座和尚と若き日の道元禅師』と言うタイトルの石碑がはめ込まれていました。

新宿 大龍寺の典座教訓の石碑

 

おそらく、銅像のいわれが書かれているんだろうとは思ったのですが、読んでもいまいちピンとこず。

この写真をTwitterにアップしたら、菌友がこんな風にツイートをしてくれました。

 

ふーむ、『典座教訓』とは何ぞや??

興味が湧いたので、後日調べてみました。

 

道元禅師の典座教訓(てんぞきょうくん)とは

道元は鎌倉時代初期の禅僧で、福井県にある永平寺を開き曹洞宗をひろめました。

その道元が書き記したのが『典座教訓(てんぞきょうくん)』です。

典座(てんぞ)とは、主に食事を用意する僧のことを指します。

つまりお寺の食事係で、どちらかというとこの職は日本では軽視されがちでした。

ところが、中国(宋)では食事の準備も大事な修行の一環とされていたんです。

道元禅師は若い頃宋に留学し、実際に体験した事柄から典座職の重要性を感じ、教訓に書き記しました。

その体験談の中に、干しシイタケにまつわるエピソードがあります。

 

『なぜこんな暑い日にシイタケを干すのですか?』

道元禅師が中国(宋)に留学し様々な地を巡って修行していた時、ある寺でこんな事がありました。

太陽がカンカンに照っている昼間に、腰の曲がった老典座が、杖をつきながら汗だくになって本堂の脇でシイタケを干していたんです。

しいたけを干す像

 

不思議に思った道元禅師が尋ねました。

道 元『あなたはおいくつですか』

老典座『68歳だよ』

道 元『あなたのような徳の高そうな方なら、自分でシイタケを干さずとも若いお弟子さんにやらせればよいのではないですか?』

老典座『他の僧にさせたら自分の修行にならないじゃないか』

道 元『何もこんな暑い日にせずとも、せめてもう少し涼しい日にしたらよいのでは』

老典座『今せずにいつするというのだ』

道元禅師と老典座

 

このやり取りから、若い道元がシイタケを干すという仕事を軽んじていたことが感じられます。

また利発であったゆえに『何もこんな大変な日に作業せずとも、もっと涼しい日にやった方が良い』と思ったのでしょう。

それに対し、老典座はシイタケを干すことも修行と捉え、自分の手で丁寧に並べていました。

また生シイタケは日持ちしないので早く干さなければなりませんし、日が照っている時だからこそよく乾いて、美味しいダシがとれるようになります。

だから『今せずにいつやるというのだ』というわけです。

道元禅師はこの問答に大きなショックを受け、後に典座教訓に書き残しました。

 

数十km遠方から歩いて干しシイタケを買いに来た老典座の話

典座教訓には、もう一つシイタケにまつわるエピソードが記されています。

道元禅師が中国(宋)の港に到着し、上陸許可がおりるまで船に留まっていたときの話です。

中国のお寺の老典座が、汁物の出汁に使う干しシイタケを探して船にやってきました。

道元禅師は時間もあるし、この徳のありそうな老僧と仏法の話がしたいと思ったのですが、老典座は寺に戻って食事の準備をしなければならないからと断ります。

それに対して道元はこのように言いました。

『食事の準備などは若い僧でもできるでしょう。仏法の話より食事の準備の方が大事だというのですか』

すると老典座は大笑いし『日本の若者よ、あなたは修行とは何であるかが全くわかっていないようです』と言い残して帰ってしまったのです。

数十kmの道のりを、食事の準備をするために。

こうした宋での体験は、座禅や読経こそが修行の中心だと考えていた若かった道元に衝撃を与え、曹洞宗の教えや典座教訓に活かされました。

 

こちらの動画は、曹洞宗永平寺の典座職を特集したドキュメンタリーです。

干しシイタケを買いに来た老典座と道元禅師の話も紹介されていますので、お時間がありましたら併せてご覧ください。

 

まとめ

新宿の大龍寺には『シイタケを干す老僧と若い僧の像』があります。

道元禅師の典座教訓(てんぞきょうくん)の1シーンを表したもので、その物語を知ってから像を見ると、より記憶に残るでしょう。

Go To トラベルが再開したらまた行きたい!好きなきのこスポット10選

過去に自分が行ったことのある場所で、また行きたいと思っている『好きなきのこスポット』を10か所選んでみました!

なかなか遠出できない日々が続いたので、来年Go To トラベルが再開されたら、ぜひこの中のどこかに出かけたいと思います。

 

 

好きなきのこスポット10選

私は神奈川県在住ですので、いつでも行ける東京・神奈川のスポットは除外して選びました。

それでは紹介します!

 

1.札幌でベニテングタケ探し(北海道)

札幌のベニテングタケ

北海道は、できれば毎年行きたいくらい自分の中で思い出深いきのこスポットです。

いつかの10月中旬、一人でレンタカーを借り札幌市内の公園をたくさん回りました。

目的は真っ赤なベニテングタケを見ることだったのですが、なかなか良い子に出会えず。

もう帰りの飛行機の時間が差し迫ってきている中、最後の最後ギリギリで立ち寄った公園を足早に散策していると、なんとベニテングタケがぽこぽこ群生していたんです!

あの光景はとても衝撃的でした。

 一緒に回りたいスポット
  • きのこ王国:きのこに特化したお土産屋さん
  • 札幌ジンギスカン:めちゃ旨いジンギスカンが食べられる
  • 六花亭本店:店舗限定の生菓子あり

 

北海道できのこ探しした時の記事↓

www.kanto-kinoko.com

 

2.軽井沢のエブリコできのこフレンチ(長野県)

軽井沢のエブリコさん

軽井沢には、天然きのこを使ったフレンチのコース料理が食べられる『エブリコ』さんというお店があります。

前菜からデザートに至るまでどのお皿にもきのこが使われていて、しかもとても美味しいんです!

特にエスプレッソ・カップで出てくるきのこスープが大好きで、初めてお伺いした時に飲んだアカモミタケとハツタケのスープは涙が出そうなくらい感動したのでした。

尚、ディナーだと3時間くらいは見ておく必要があるので、神奈川県央からの日帰りはちょっときつめ。

エブリコさんは、出来れば軽井沢観光と絡めて、宿泊で行きたいレストランです。

 一緒に回りたいスポット
  • 旧軽井沢銀座:ぶらぶらと買い物しながらお散歩
  • 軽井沢・プリンスショッピングプラザ:こっちもウィンドウショッピング
  • 幸せのきのこの駐車場:きのこ好きが駐車するならここ?!

 

エブリコさんにお伺いした際の記事↓

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3.菌神社に参拝して御朱印を頂く(滋賀県)

滋賀県栗東市にある菌神社

菌神社(くさびらじんじゃ)は、滋賀県栗東市にある、きのこを祀った珍しい神社です。

今までたくさんのきのこや菌友達に出会わせてもらったことへの感謝を伝え、またこれからの菌運をお祈りしに、参拝に行きたいと思っています。

尚、以前お伺いした時は御朱印は配布されていなかったのですが、今はやられているとのこと。

次お伺いした際はぜひ御朱印も頂きたいです。

 一緒に回りたいスポット
  • 道の駅:アグリの郷栗東
  • 琵琶湖:近くまで行ったら、やっぱり見てこないと

 

4.沖縄でオオシロアリタケ探し(沖縄県)

沖縄県のシーサー

沖縄県には、シロアリと共生関係を築いて育つオオシロアリタケという食用きのこが生えます。

シロアリが巣に運んできた木材をオオシロアリタケが分解して自身の栄養とし、今度はその分解された木材をシロアリが食べる。

まさに持ちつ持たれつの関係なんです。

オオシロアリタケは中国では高級食材にもなっているきのこで、ぜひ自分の目で見てみたいと思います。

 一緒に回りたいスポット
  • 宮古島:きれいな海に癒されたい
  • ジュゴンの見える丘:Coccoの同タイトルの歌のモデルになった丘
  • 美ら海水族館:沖縄に行ったらやっぱりここは行きたい

 

5.きのこの森で子供と遊ぶ(福井県)

きのこの森

福井県おおい町にある『きのこ公園』です。

シンボルになっている巨大きのこタワーや、ビッグスライダー、ゴーカートなど子供が喜びそうな遊具がいっぱい!

また、きのこものしり館できのこの知識を深めることもできます。

時期によっては野生のきのこも結構見られるようです。

 一緒に回りたいスポット
  • 道の駅 うみんぴあ大飯:周辺のリサーチとお土産を買いに
  • 袖ケ浜海水浴場:砂浜をのんびり散歩したい

 

6.伊豆修禅寺で椎茸狩り(静岡県)

伊豆修禅寺の原木椎茸

きのこ問屋の営業マン時代によくお伺いしていた生産地です。

実は伊豆は『椎茸栽培発祥の地』説があるくらい、古くから椎茸栽培を行っていた歴史があり、いまも生産が盛ん。

修禅寺には、原木椎茸のもぎ取りやバーベキューができる『修善寺しいたけの里』という観光スポットもあります。

ここでワイワイ言いながら食べる、採りたての椎茸の網焼きはジューシーで本当に美味しいんです!

また、修善寺にある静岡県きのこ総合センターはちょっとした博物館のようになっていて、伊豆の原木椎茸栽培の歴史などが学べます。

きのこの顔ハメパネルもあり!

修禅寺温泉でゆっくりしつつ、お世話になった生産者さんにご挨拶したり、近隣の観光スポットを回りたいです。

 一緒に回りたいスポット
  • 修善寺虹の郷:自然が多いテーマパーク
  • 自転車の国サイクルスポーツセンター:変な自転車がいっぱい!
  • 河津七滝:滝めぐりをしてみたい

 

7.七会きのこセンターで工場見学(茨城県)

七会きのこセンター

七会きのこセンターさんは茨城県城里町にあるきのこ生産工場で、舞茸や椎茸の他、黄色が鮮やかなタモギタケや、花のようにかわいいハナビラタケ、大型に育つニオウシメジなど、多種類のきのこを栽培されています。

きのこはそれぞれ栽培に適した環境が違うため、複数種類を同時に栽培するのは難しく、多種類栽培に取り組んでいる生産者さんは珍しいんです。

また、椎茸も菌床を天井から吊るすという独特の栽培方法をされているそう。

私、かなりの数の椎茸生産者さんにお伺いしていますが、そういった栽培法はいままで見たことがありません。

七会きのこセンターさんは、かなり珍しくて面白い生産者さんだと思うんです!

生産者の渡辺海さんは菌友でもあり、一度頼み込んで工場見学させていただき、ぜひ産地視察記事を書きたいと目論んでいます。

 一緒に回りたいスポット
  • 笠間稲荷神社:日本三大稲荷の一つ。参拝と周辺観光で行きたい
  • 水戸市:子供が納豆好きなので本場の店を回る

 

8.愛別町できのこ祭りに参加(北海道)

あいちゃんマンの火の用心の旗

愛別は北海道の中でもきのこ栽培に力を入れている町です。

毎年9月には『あいべつ きのこの里 フェスティバル』が開催されていて、巨大鍋で作るきのこ汁などが食べられるそう。

きのこ問屋の営業時代、愛別には仕事で何度か行ったことがあるのですが、フェスティバルには参加したことがないので、ぜひ行ってみたいんです!

ちなみに、町のキャラクター『あいちゃんマン』はきのこがモチーフ。

 一緒に回りたいスポット
  • 当麻鍾乳洞:洞窟好きなので
  • 旭山動物園:有名なので一度は
  • 雪の美術館:きれいな写真がいっぱい撮れそう
  • 旭川空港:敷地内に多種類のきのこが生えている

 

9.カファレル神戸北野本店でお茶(兵庫県)

カファレルさんのきのこポット

きのこ型のビンに美味しいチョコレートが詰まっている『きのこポット』でおなじみのカファレルさん。

その本店は兵庫県神戸市にあるってご存知でしたか?

店内には、数万円する巨大なきのこポッドが置いてありました。

さすがに買えなかったです・・・

本店にはカフェスペースがあって、豪華でおしゃれなスイーツを楽しむことができます。

以前自分一人でお伺いした時はこちらでお茶しました。

かなり浮いていたでしょうw

次は家族や菌友達とお伺いしたいです。

 一緒に回りたいスポット
  • 神戸市立森林植物園:六甲山のきのこ散策!
  • 神戸・三宮センター街~南京町:お茶したり、ぶらぶら買い物したり
  • メリケンパーク:神戸の海をみながらゆったり散歩

 

カファレルについて詳しくはこちら↓

www.kanto-kinoko.com

 

10.USJでスーパー・ニンテンドー・ワールドを楽しむ(大阪府)

ユニバーサルスタジオジャパン

ユニバーサル・スタジオジャパンは、ずーっと昔に行ったことがあるのですが、その頃はまだアトラクションが少なった印象です。

今はきのこマニア大注目の『スーパー・ニンテンドー・ワールド』が出来たそうで、一度行ったみたいと思っています。

たぶん、あっちこっちにきのこが生えているのではないでしょうか?!

ランチは当然キノピオ・カフェで🍄

 一緒に回りたいスポット
  • きのこの里:きのこ料理専門店
  • 道頓堀:お茶したり、ぶらぶら買い物したり
  • なんばグランド花月:お笑い好きなので

 

祝!はてなブログ10周年

関東きのこの会の情報発信サイトで利用させていただいているはてなブログが、2021年11月7日で10周年を迎えたそうです!

おめでとうございます💐

これを記念して「10にまつわる4つのお題」という特別お題キャンペーンが実施されていて、そのうちの1つに挑戦したのがこの記事でした。

選んだお題はこちら ⇒ はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

まるで宝探し?!公園などの身近な場所できのこ散歩してみよう【コイケハルカ】

自粛期間が長引いて、ほとんど出かけていないコイケ ハルカです。

職場と自宅の行き来だけって、物足りないものですね。

土日休みの時は、近所の公園などできのこ散歩を楽しんでします。

特に梅雨はきのこ的にいい時期なので、皆さんも気が向いたら身近な場所から探してみては如何でしょうか?

 

身近な場所で「きのこ」を探せる場所

皆さんの住んでいる所できのこを見つけやすいのは、公園やちょっとした苔があるところ、芝生・道路沿いなどの樹木の周りなどです。

 

きのこが生える身近な場所

 

芝生などには意外ときのこが生えることが多いので、ちょっと下を見ながら歩くのも◎

 ポイント

公園などは、植物やきのこの採取が禁止されている所が大半です。きのこは「見て愛でる」を基本にしましょう。採取しなくても楽しめるのがきのこの魅力の1つです。

 

「きのこ」の楽しみ方

写真を撮ったり、図鑑で調べるのも『きのこの楽しみ方』の一つ

【写真を撮る】

スマートフォンでも充分にきれいな写真が撮れるので、とっても簡単!
こだわりたい人は一眼レフなどを使って表現しましょう。SNSなどに自慢の1枚を投稿しても楽しいですよ♪

 

【図鑑で調べる】

「このきのこってなんだろう?」と思った時、手元に図鑑がある場合は調べてみましょう。もっと魅力を感じること間違いなし!

 

公園や身近な場所で出会える「きのこ」達

生えてくるきのこは季節や場所によっても違うし、次の日にはパッと消えてしまうことも・・

まるで、宝探しのように毎回ワクワクしちゃいますね。

 

公園や身近な場所で出会える「きのこ」達

 

上の写真は全て、公園で撮ったきのこです。

倒木や落ち葉が多い所とか、ちょっと視線を変えるだけで別の世界が広がります♪

皆さんもぜひ、時間のある時にきのこ散歩に出かけてみて下さい。

 

15種類のきのこ盛りが圧巻!きのこ鍋の何鮮菇 (ホーシェング)さんランチレビュー【東京上野】

先日、ヨコハマきのこ大祭のボスと上野にあるきのこ図鑑みたいな鍋屋さんに行ってきました。

見てください!圧巻のきのこ盛り!

豪華キノコの盛り合わせ

豪華キノコの盛り合わせ

 

なんと15種類ものきのこが並んでいて、それぞれの旨味や食感を堪能できます。

また時間が経つごとに深い味わいに変化していく鍋スープが絶品でした。

満足度高し!

ということで今回は上野にある何鮮菇 (ホーシェング)さんのランチレビューを紹介します。

 

 

何鮮菇 (ホーシェング)とは

何鮮菇 (ホーシェング)

何鮮菇 (ホーシェング)さんは上野駅にあるきのこ鍋ときのこ料理にこだわったお店。

中国風の名前や店構えからも分かる通り中華料理系で、元々中国大連で流行っているきのこ鍋屋さんの日本進出1号店だそうです。

店名ときのこの絵が入ったお皿などもわざわざ本店から持ってきているそうですよ。

色々な図柄があって店長さんでも何種類あるか分からないと言っていました。

きのこのお皿

 

メニューを見るときのこ鍋以外にも様々なきのこ料理が載っていました。

松茸酒や舞茸アイスなんかもあるみたいですよ?!

何鮮茹(ホーシェング)
〒110-0005 東京都台東区上野4-4-5 上野C-Roadビル3F
4,500円(平均)1,000円(ランチ平均)
r.gnavi.co.jp

 

何鮮菇 (ホーシェング)さんのランチスタイル

鍋と具材がセットになったランチセットが何種類か用意されていますので、基本的にはそれを頼めばOK。

 

セット 内容 料金
キノコ鍋
  • スープ
  • 牛肉
  • 三種類のキノコ
  • 豆腐
  • 野菜盛合わせ
  • 半生麺
980円
ヤマブシタケ鍋
  • スープ
  • 牛肉
  • ヤマブシタケ
  • 三種類のキノコ
  • 団子
  • 野菜盛合わせ
  • 半生麺
1,480円
松茸鍋
  • スープ
  • 牛肉
  • 松茸
  • 三種類のキノコ
  • 団子
  • 野菜盛合わせ
  • 半生麺
2,180円

 

今回は2人ともヤマブシタケ鍋を注文しました。

これだけでも十分お腹いっぱいになる量ですが、無類のきのこ好きが2人揃っているのでさらに豪華キノコの盛り合わせも追加。

これでもかというくらいきのこを平らげてきました。

ちなみにスープ(鍋)を単品で頼みきのこ盛りを注文したり、好きなきのこだけを注文しても良いそうです。

もちろんコース料理も用意されていますよ。

 

28種類の天然きのこから出汁をとったスープ

このお店の売りは何と言っても28種類の天然きのこから出汁をとった秘伝のきのこスープ!

きのこ鍋スープ

 

きのこはそれぞれ違う旨味を持っているので複数を組み合わせて使うと相乗効果で一層美味しくなります。

では、28種類のきのこの相乗効果はいかに?!

 

うーむ、美味しい!

複雑で深い味わいですが意外とあっさりしています。

そのまま飲んでも美味しく、なぜかホッとする味。

この味は自宅ではなかなか出せないでしょう。

 

また色々な具材をシャブシャブしていく事でスープの旨味がどんどん変化していきます。

きのこや野菜、お肉の旨味が加わり濃厚に、美味しくなっていくんです。

きのこ鍋スープ

 

≪スープが美味しくなるきのこ鍋の食べ方≫

  1. まずはスープを味わう
  2. 最初にきのこを茹でて食べる
  3. きのこの出汁が出たところでもう一度スープを味わう
  4. 野菜を茹でて食べる
  5. 豆腐などを茹でて食べる
  6. 団子と海鮮を茹でて食べる
  7. お肉をしゃぶしゃぶする
  8. 最後は麺で〆る

 

あんまり美味しいのでどんどん飲んでしまいますが、店員さんが減ってくる頃を見計らってスープを追加してくれます。

天然きのこを28種類を煮出したスープなんて良く考えたらかなり貴重なスープなのに飲み放題!贅沢!!

せっかくなのでどんどん飲みましょう。

時間が経つほど美味しくなるスープは試す価値ありです!

 

付けダレは好きにカスタマイズ可能

店内には付けダレバーが用意されていて自分好みの味にカスタマイズできます。

付けダレバー

 

露木的にはきのこの風味を楽しむ際は海鮮汁が良かったです。

また、胡麻ダレ+麻辣ダレ+ネギ&パクチーはお肉や豆腐にぴったり。

いろいろありすぎて迷ってしまった時は店員さんにおすすめを聞いちゃいましょう!

 

きのこ盛りが圧巻!

こちらがランチ『ヤマブシタケ鍋』の具材盛り。

きのこはヤマブシタケ、椎茸、舞茸、えのきの4種類が乗っています。

ヤマブシタケ鍋の具材

 

で、こちらが追加注文した豪華キノコの盛り合わせ

15種類のきのこの盛り合わせ

 

なんと15種類ものきのこがザルに乗っています。

  1. ぶなしめじ
  2. 白ぶなしめじ
  3. 山伏茸
  4. 椎茸
  5. エリンギ
  6. 舞茸
  7. えのき
  8. 山なめこ
  9. 平茸
  10. 花びら茸
  11. 朱鷺色平茸
  12. たもぎ茸
  13. 柿の木茸
  14. 白舞茸
  15. あわび茸

 

なかなか普段これだけのきのこは見られませんから圧巻です!

黄色いタモギタケやピンク色のトキイロヒラタケ、純白のハナビラタケなどが並び彩りもきれい。

また滅多に食べる機会が無いので単品でキヌガサタケも注文しました。

実は露木、元きのこ問屋の営業マンなのでちょっとだけきのこの解説しますね。

 

ヤマブシタケ

ヤマブシタケ

白くてモジャモジャしたきのこ。

天然物はなかなか見つけるのが難しく『幻のきのこ』とも呼ばれ、中華料理 四大山海珍味の一つに数えられています。

(今は栽培方法が確立されて長野県や山形県で栽培されていますよ)

食感は柔らかく良いダシが出るので鍋具材にぴったり!

名前の由来は山伏の袈裟飾りに似ていることから。

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タモギタケ 

タモギタケ

黄色が鮮やかなヒラタケ科のきのこ。

美味しいきのこのため全国各地で人工栽培されています。

見た目が良さから、実はきのこ鍋屋さんでは定番具材

個人的には魚介のように感じられるダシが美味しくて大好きです。

尚、加熱すると鮮やかな黄色は落ち乳白色に変わってしまいますが、それは旨味や栄養がしっかり溶けだした証拠。

そのくらいまで加熱した方が美味しいんです。

余談ですが思い出のマーニーの劇中できのこ狩りしているのはこのタモギタケだと言われています。 

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あわび茸

黒あわび茸

黒あわび茸という商品名で流通しているきのこ。

味わうというより、独特な歯応えに特徴があります。

噛むと軽い弾力があってスコン、スコンと切れます(伝われぇ)。

個人的にはこのきのこは濃い目のたれに付けて食べるのがおすすめ!

自分で料理する時はアヒージョなどにすると美味しいですよ。

まだ生産量が少なく、なかなか食べる機会のない希少なきのこです。

 

キヌガサタケ

キヌガサタケ

別名『きのこの女王』

竹林に生えるきのこで、レースを纏ったような美しい見た目はとても人気があります。

日本ではあまり食べませんが中国では高級食材で主に乾燥品が利用されています。

軸はスープをよく含みシャキシャキとした独特の食感。

レース部分は柔らかく、同じくスープに入れたり食材を包んで飾りに使うこともあるそうです。

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〆は中華麺&クロレラ麺

鍋の〆はきのこスープで茹でる中華麺とクロレラ麺

これを入れるとスープにとろみがつきます。

いやー、最後まで美味しかった!

〆の中華麺とクロレラ麺

 

まとめ

上野の何鮮菇 (ホーシェング)さんできのこ尽くしを堪能しました!

ほぼほぼきのこなのでかなりヘルシーだと思われますが満足感高し(食物繊維が豊富ですもんね)。

とても美味しかったです!

参考までにランチセット+きのこ盛りは2人だと若干多いので、3~4人でちょうどよいかもしれません。

(もちろん2人で全部食べ切ってきましたよw)

またぜひきのこ仲間たちとお伺いしたいと思います。

 

帰り際に店長さんと記念撮影📸

何鮮菇 (ホーシェング)さんで記念撮影

左から露木、店長さん、ヨコハマきのこ大祭のボス

 

ヨコハマきのこ大祭のボスが編集した何鮮菇 (ホーシェング)さんの動画

軽井沢のフレンチレストランE.Bu.Ri.Ko(エブリコ)さんの天然キノココースに感動!

ある夏の週末、日帰りで軽井沢に行ってきました。

霧の出ている軽井沢

夏だけど霧が出て少し涼しいくらいの軽井沢

 

目的はキノコ散策E.Bu.Ri.Ko(エブリコ)さんで天然キノココースを頂くこと。

エブリコさんは菌友のキノコ女子さんに連れて行って頂いたのをきっかけに一発でファンになったフレンチレストランで、今回で4回目の訪問です。

何回お伺いしても美味しくて毎回感動してしまうんですよね。

 

みんなにこの感動を伝えたいような、誰にも教えずに自分だけの秘密にしておきたいような(といってもキノコ好きの方は大体知っているw)、毎回そんな気持ちになるのですが、4回目にしてとうとうエブリコさんの記事を書くことにしました。

僕の語彙力ではとても伝えきれないと思いますが、本当に素敵なレストランなんです。

 

 

軽井沢にあるフレンチレストラン『E.Bu.Ri.Ko(エブリコ)』

エブリコさんは軽井沢駅と軽井沢銀座商店街の真ん中位に所在するフレンチレストランです。

緑が多い軽井沢にマッチする素敵な外観でしょう?

エブリコさん

 

エブリコさんの特徴はキノコにこだわっていること。

栽培されているキノコだけでなく輸入キノコや天然キノコをふんだんに使用し、キノコに精通したシェフが最高に美味しく仕立てて提供してくれます。

 

≪店舗情報≫

E Bu Ri Ko
〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1157-6
r.gnavi.co.jp

 

ちなみに露木の住む神奈川の中央あたりからエブリコさんまで、道路が空いていれば車で3時間位の道のりです。

行きは良いのですが、フレンチレストランでコースを堪能してから帰るとかなり遅い時間になってしまうのが悩みの種。

素直に軽井沢で一泊した方が良いかもしれない・・・と思いつつ今回も日帰りでお伺いしてきました。

時間とお金に余裕がある方はぜひ宿泊でどうぞ!


エブリコさんは早めに予約しておいた方が良い

尚、エブリコさんにお伺いする際は必ず事前予約しておくことをおすすめします。

Googleマップや食べログ等のクチコミサイトを見てもファンが多い人気店という事が良く分かりますし、店内は4組で一杯になります。

エブリコさんの店内

 

エブリコさんのキノコ料理を楽しみに軽井沢まで行って、満席で入れなかったら悲しすぎますもんね。

 

夏と秋限定で天然キノココースが提供される!

エブリコさんの魅力が特に発揮されるのは夏と秋。

なんと期間限定で天然キノココースが提供されるんです!

 

その名の通り、天然で採れた多種類のキノコを素材にフレンチのコースが組み立てられています。

多彩なきのこが時には大胆に、時には気付かないほどさりげなく料理に使われていて、正直ビックリしますよ!

コースの案内はエブリコさんのブログやSNSで発信されるので、気になる方はフォローしておきましょう。

 

露木は夏の天然キノココースを堪能してきました!

 

全部の皿にキノコが入っている

エブリコさんはお伺いするたびにメニューや使われているキノコが変わります。

今回の夏の天然キノココースのメニューはこちら。

  • アミューズ『アナゴとアメリカウラベニイロガワリ』
  • 前菜『夏野菜とヤナギマツタケ・キクラゲの煮込み』
  • 前菜『イグチとフォアグラ』
  • スープ『天然キノコのポタージュスープ』
  • メイン 魚料理『本日の鮮魚』
  • メイン 肉料理『ホロホロ鶏とコムラサキシメジのロースト』
    または『信州牛芯玉肉のグリエ』(+600円)
  • デザート『タマゴタケとチーズのムース 桑の実のソルベ』
  • 小菓子とお飲み物

※メインを肉料理だけにした場合は7,700円、メインを魚料理と肉料理両方楽しむ場合は9,200円です。

 

この全てのお皿に天然キノコが使われていました🍄

すごいでしょう!

 

しかしどう考えても安いですよね。

市場に出回らず、普段食べられない希少な天然キノコをふんだんに使い、しかもおしゃれで超美味しいフレンチのコースが1万円以下って・・・

東京なら絶対2万円を超えると思います。

 

エブリコさんの天然キノココース料理

こちらが前菜。

夏野菜とヤナギマツタケ・キクラゲの煮込み

夏野菜とヤナギマツタケ・キクラゲの煮込み

なんとオオホウライタケのカサも入っていました。

フライにしたズッキーニの花も美味しかったです。

 

こちらはシェフ自ら採取したイグチ『ヤマドリタケモドキ』のハーフカットが三つも乗っています。

ヤマドリタケモドキが可愛い『イグチとフォアグラ』

ヤマドリタケモドキが可愛い『イグチとフォアグラ』

キノコの見た目も可愛い!

和製ポルチーニと言われるだけあって香りも味も抜群に良く、やわらかいフォアグラと一緒に食べるとさらに美味。

ソースや周りのパウダーにもヤマドリタケモドキが使われています。

 

パン生地にもキノコが練り込まれているそう

パン生地にもキノコが練り込まれているそう

 

”本日の鮮魚”にはキヌガサタケとカリカリに揚げたハナビラタケが!

『本日の鮮魚』にはキヌガサタケとハナビラタケが!

『本日の鮮魚』にはキヌガサタケとハナビラタケが!

 

こちらはメインの肉料理。

信州牛芯玉肉のグリエ

信州牛芯玉肉のグリエ

牛肉は柔らかくジューシー。

噛むと肉汁がジュワーッと出てきます。

そしてキノコはアカヤマドリススケヤマドリタケ

先ほどのヤマドリタケモドキとはまた風味が違います。

 

 

一見して何のキノコか分からない状態に加工されている場合もありますが、提供時には必ず料理とキノコの説明をしてくれるのがありがたいです。

提供を担当しているシェフの奥さんの接客スキルが高くて、すごく感じが良いんですよね。

いつも楽しく食事をさせていただきありがとうございます。

 

とても手間をかけた複雑な調理法の説明に衝撃を受けながら、『えぇ、あのキノコがこんなお洒落な料理に?!』とか『このキノコってこんな美味しかったの!?』とか。

一緒に行った菌友も感動しっぱなしでした。


イチオシはキノコのポタージュスープ

特に私のイチオシはきのこのスープです。

実はエブリコさんの虜になったのも、初めてお伺いした時に飲んだアカモミタケとハツタケのスープで泣きそうな位感動したから。

アカモミタケとハツタケのスープ

アカモミタケとハツタケのスープ

エスプレッソのカップに注がれたスープは、臭みは一切なくキノコの旨味だけを濃く抽出したような衝撃的な美味しさでした。

 

今年は20種類以上の天然キノコを使用したポタージュスープ

天然キノコのポタージュスープ

天然キノコのポタージュスープ

 あー、これこれ。やっぱり感動的に美味しい。

キノコって調理法次第でこんなにも美味しく出来るんだなぁ。

 

奥さんに『毎回スープがとても美味しいです』とお伝えすると、『え?毎回使っているキノコが違うんですけど・・・』とちょっと怪訝な顔をされてしまったけど(笑)

偽らざる本音です~。


デザートまでキノコ

デザートはタマゴタケを使用したムース。

タマゴタケとチーズのムース

生のままタマゴタケを冷凍するとチーズの様な香りがすることにヒントを得て、チーズと合わせてみたとのこと。

普通そんなこと思いつきます?!

 

濃厚なチーズの中に、確かにタマゴタケの味がする。

周りにかかっているデザートソースにもタマゴタケが入っています。

 

参考記事:タマゴタケはこんなキノコです↓

www.kanto-kinoko.com

 

最後にお茶と一緒に出てきたコウタケの香りがする生キャラメル

コウタケの生キャラメル

『風味が強いので出来れば一番最後に食べてくださいね』と言われた通り、鼻の中一面コウタケになりました🍄

ふぃー、今回も大満足!! 

 

E.Bu.Ri.Ko(エブリコ)さんの天然キノココース、また食べにいくぞー!

プロでも間違えてしまう種類の見極めの難しさや食毒の有無、虫の問題、更には鮮度の難しさも含め、正直天然キノコは非常に難しい食材だと思います。

私も趣味でキノコ散策をしますが分からないキノコがいっぱいありますし、食材として見てベストなタイミングで出会える事はそうそうありません。

虫がたくさん入っていたり、老菌で腐りかけていたり、カビていたり。

そんな難しい天然キノコを素材に使ってレストラン経営を続けていくのは、並大抵の努力では出来ないでしょう。

 

オーナーシェフ夫妻がどうすれば美味しく提供できるか天然キノコを一つずつ研究し、すごい時間と手間をかけて下ごしらえや調理をしているのが料理からも垣間見えます。

そんなお二人の長年の”キノコ愛”がギュギュっと凝縮されて一緒にお皿に載っているから感動するんだなぁ。

そんな事を考えながら神奈川への帰路に就いたのでした。


エブリコさんの夏の天然キノココース、どのお料理も本当に美味しかったです。

またきのこ散策の時期に、ぜひお伺いしたいと思います。

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

先日、用事があり小田原市の根府川駅に立ち寄った際にこんな看板を見かけました。

 

『農家レストラン きのこ苑 お山のたいしょう』

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

看板の形がきのこなんです!

いったいどんなレストラン何だろう?と思いを馳せていたのですが、先日ついに機会を得てお山のたいしょうさんにお伺いしてきました。

 

とてもロケーションの良いおすすめきのこスポットだったのでご紹介いたします!
 

 

きのこ苑 お山のたいしょう

お山のたいしょうさんは小田原駅からさらに東側、根府川から山側に入ったところにあります。

首都圏から熱海や伊豆方面に車で行った事が有る人は分かるかもしれませんが、海沿いの1本道が混みやすく、露木も渋滞にハマりました・・・

小田原駅周辺で車を停めて、東海道線でのんびり根府川駅まで行くという手もアリかもしれません。
 

店名 農家レストラン きのこ苑 お山のたいしょう
URL http://www7b.biglobe.ne.jp/kinokoen/
住所 神奈川県小田原市根府川657
営業時間 10:30~17:00
(16:00 ラストオーダー)
定休日 木曜日
参考単価 お花見セット 800円
(きのこおにぎり 2個、しいたけの煮物、きのこ汁)
きのこ汁 450円
おにぎり 250円
たいしょう揚げ 550円
自家製みかんジュース 350円
など
席数 お座敷 6ヶ所
テーブル 3ヶ所
アクセス 根府川駅より徒歩25分
(あらかじめ連絡をしておくことで駅から送迎もしていただけるそうです)
西湘バイパス石橋出口から10分
お問い合わせ先 0465-29-1393
備考(予約等) 予約可
喫煙・禁煙  
駐車場 約20台

 


小田原厚木道路から西湘バイパスに切り替わるところで海が見えます。

大抵ここでテンションあがります。
一人で運転していても『うみー!』とか言っちゃいます。
 

≪小田厚から西湘バイパスへのジャンクション遠景≫

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!


そこから内陸に進み根府川駅の横を通り、5分くらい山に登って行くときのこ苑お山のたいしょうさんに到着です。

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

3月はおかめ桜がまっさかり!

きのこ苑お山のたいしょうさんの第一駐車場。

ここから見上げる山にはたくさんのピンクの花が見えます。

おかめ桜という早咲きの桜が満開🌸

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!


足元には鮮やかに菜の花が咲き乱れています。

そして振り返るとちょこっと見える小田原の海と空の青。

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

う~ん、すっかり春!!

 
第一駐車場からお花を楽しみながら坂を登っていくとお店があります。

これがお山の大将のおうち・・・いやいや、これが農家レストラン『おやまのたいしょう』です。

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

名物、たいしょう揚げ!

店内はお座敷ありの和風なつくり。落ち着いた雰囲気です。

メニューはいろいろありますが、今回はNo.1人気と書かれていたたいしょう揚げ自家製みかんジュースを注文しました。

おしながきに書かれたお花見セットという名のきのこづくしセットもかなり惹かれます。

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!


料理が出てくるまでお土産品を物色。

この木彫りきのこ、なんと安いものは100円から。

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!


(帰りに買おう・・・)なんて思っている間に来ました、たいしょう揚げ

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!


その正体は特大原木椎茸のフライでした。

おっきい・・・しかも5枚も乗っています。

揚げたての良い香りが鼻孔をくすぐります。
 
たいしょう揚げは特製のタレにつけていただきます。

鮮度の良さを感じるプリプリの歯応えと、旨味がガツンと来る美味しい椎茸。

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

そして特製ダレ

あっさりしたドレッシングみたいなタレなんですがこれが美味い!

たっぷりつけて食べるのがおすすめ、何度もタレ皿に継ぎ足してしまいました。

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

みかんジュースもお山のたいしょうさんで採れたみかんで作ったジュースだそう。

これも美味しくて大満足でした!
 

原木椎茸狩りも出来る

お山のたいしょうさんは原木椎茸狩りも出来る農家レストランさんです。

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

今回は椎茸狩りは体験しなかったので概要だけ紹介いたします。

時期:通年
料金:入園料無しで、収穫した椎茸を購入 100g=250円

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

採った椎茸は持ち帰るのもよし、お店で炭焼きコンロをお借りして椎茸焼きにすることも出来ます。

採れたて椎茸はみずみずしくて美味しいんですよ!

お伺いしたらぜひ体験してみてください。
  

たいしょうのお山を散策

さて、さすがに肉厚椎茸フライ5枚はお腹にきたぞ~。

腹ごなしに苑内を散策してきました。

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

駐車場から見えたおかめ桜の咲く山中を散策することが出来ます。

ぽかぽか春の陽気だったためとても気持ち良く頭にも花が咲きそう。

桜の中を歩くのはいいものです。

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

カブトムシハウスやタケノコ狩り、ブルーベリー狩りなどの看板もあり、季節によっていろいろ楽しめるようです。

一番上には見晴らし台がありこの景色!

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 
お山のたいしょうさん、良いとこだ~!と一発でファンになってしまいました。

また絶対にお伺いしようと思います。
 

きのこ苑 お山のたいしょう、のまとめ

  1. お山のたいしょうさんは小田原根府川にあるきのこ農家レストラン
  2. 名物のたいしょう揚げは肉厚原木椎茸フライ
  3. 椎茸狩り体験もできます
  4. 3月はおかめ桜や菜の花が見ごろ

 

おまけ:お山のたいしょうギャラリー

お山のたいしょうさんの看板や雰囲気はいちいち可愛いんです!
いくつかご紹介します。
 
 
≪駐車場の看板キャラクター≫

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

≪人懐っこいクロネコが玄関まで案内してくれました≫

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

≪店内にはきのこ人形やきのこグッズなどあり≫

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

≪きのこ苑お山のたいしょうさんの自己紹介≫

小田原の農家レストラン『きのこ苑 お山のたいしょう』できのこ料理を平らげる!

 

関東にあるきのこ狩りが出来るきのこ園情報👇

www.kanto-kinoko.com